診療科・部門紹介

放射線部

部門の概要

放射線部では、一般撮影、CT、MRI、超音波装置、乳房撮影装置などの様々な画像診断装置を用いて検査を行っております。また、救急医療にも携わっております。高度な画像情報を提供するために広い知識と高度な技術を身につけるよう日々努力しています。
検査に関する事でわかりにくいことがありましたら是非、スタッフに声をおかけください。

当院の特色

放射線部では、放射線科医師、看護師、放射線技師が連携して様々な検査を行っております。また、各科の多様な依頼に対応した検査も行っております。

3.0T MRI装置 Ingenia3.0T CXの導入

2014年10月よりフィリップスエレクトロニクスジャパンのMRI「Ingenia3.0T CX」を導入しました。従来のMRI装置と比べてより高画質な画像を短時間で得ることができます。また、腫瘍検索に役立つ全身の高画質な画像や、造影剤を使用しないで血流動態画像を作成することができ、地域医療連携への貢献もしています。

最新の血管造影装置の導入

2017年に2台の血管造影装置を新しく導入しました。高画質でありながら、少ないX線量で検査を行うことでき、従来装置と比較して被曝を最大75%減らすことが可能です。さらに回転DSA、コーンビームCT、各種解析ソフト等の最先端の治療に対応する機能を有しています。

多種多様なCT検査

当院のCT検査では、頭部脳血管3DCTAや心臓CT、大腸CT検査など全身の多種多様な検査が行えます。また、腹部IVRにおいて直接腹部血管にカテーテルを留置しCTA撮影を行い治療に役立てたり、CT撮影を行いながら針を進めるなどして、膿瘍のドレナージや腫瘍の生検なども行っています。

造影乳房超音波検査、超音波ガイド下生検

補助人工心臓 当院では乳がん検診で要精密検査となった方の精密検査として、造影超音波検査、超音波画像を見ながら針をさして組織を取る超音波ガイド下生検といったより詳しい検査も行っています。

検査実績 (2016年4月~2017年3月)

筑波記念病院

  CT MRI 上部
消化管造影
注腸 超音波
2017年度 12790 4562 48 18 3967
  血管造影 心臓
カテーテル
単純
X線撮影
マンモ
グラフィー
核医学
2017年度 96 571 43058 5105 303

筑波総合クリニック

  CT MRI 単純X線撮影 骨密度
2017年度 6526 3842 19689 964

つくばトータルヘルスプラザ

  施設内での健診 出張検診
2017年度 23288 13863 12787 2498

医療連携

当院では、地域連携室を通してCT、MRI、超音波検査などの検査をうけおっております。また、CT、MRIの検査予約をインターネットでできる「カルナコネクト」を導入しました。診療所、クリニックで検査の予約ができるシステムです。詳細については、地域医療連携室にお問い合わせください。

紹介検査依頼件数

  CT MRI 超音波 核医学
2017年度 279 182 48 15

放射線検査Q&A

CT検査

Q. 造影剤とはなんですか?

CTで使用する造影剤はヨード造影剤という種類であり、腕の静脈から注入されます。CT画像に血流情報を付与出来るためより細かい診断が可能になります。注入された造影剤はほとんどが24時間程度で尿より排泄されます。

Q. CT検査の被曝が心配なのですが大丈夫でしょうか?

当院でのCT検査は必要最低限の被ばくに収まるように線量が設定されており、その線量は人体に影響が出るとされる放射線量よりはるかに低い量に留めているためご安心ください。また放射線医療というものは、被ばくというデメリットよりもその検査・治療を行うメリットが大きく上回る場合に施行されるものであるとご理解ください。

Q. なぜ検査前に食事をとってはいけないのですか?

当院では造影CTは全例、単純CTは腸管などを見る腹部の検査で午前の検査の方は朝食を午後の検査の方は昼食を取らないようにお願いしています。その主な理由として
①、造影剤の副作用で嘔吐が発生した際の気道塞栓や誤嚥を避けるため
②、胃や腸管に食事が残っていると観察が行いづらくなってしまうため
③、食事を摂ってしまうと胆嚢が収縮してしまい診断が困難となるため
が挙げられます。安全な検査を受けて頂くための処置ですのでご協力をお願い致します。

Q. MRI検査との違いはなんでしょうか?

CTは放射線を用いて画像を得る検査であり、MRIは磁気により画像を得る検査になります。装置の外観が似ているため混同されやすい検査ですが、得意とする領域が異なり検査目的により使い分けられています。

Q. 造影検査が終了してからも何か制限がありますか?

基本的にCT検査後の制限はございません。食事や入浴なども普段通りで問題ないです。ただし造影剤は腎臓、膀胱を通り尿から排泄されますので、その働きを助けるために検査当日と翌日は水分を多く取って頂きますようお願いしております。まれに検査から時間が経ってから起こる造影剤の副作用もありますので、体調にはご留意頂き、何かありましたら当院放射線部までご連絡ください。

MRI検査

Q. 検査中に大きな音がするのはなぜですか?

MRI装置では磁場を発生させ、その磁場を微妙に変化させることで画像を得ています。この際装置そのものから大きな音が発生し、これが騒音の原因となっています。この音は磁場が大きいほど大きくなり、最新の高磁場の装置ではさらに音が大きくなってしまいます。当院では、ヘッドホンから音楽を流したり、耳栓をするなどといった対策を取らせていただいてます。

Q. なぜ検査時間が長いのですか?

MRI検査はCTやレントゲン撮影とは違い、放射線を用いずに体内の水分から情報を得て画像を構成しています。その情報量はとても多く、それらを読み取るのに多くの時間を有するので時間がかかってしまいます。また、撮影条件や撮影方向を変えて撮影を繰り返し行うのも検査時間が長い要因となっています。最新の高磁場装置により検査時間は短縮しておりますが、それでも時間が長い検査になりますので、ご協力お願いいたします。

Q. MRIとMRAの違いは何ですか?

MRA(MR Angiography)とは、MRI装置を使用した血管撮影のことを指し、異なる装置で検査するわけではありません。MRA検査は、数多くのMRI検査の一種となっています。

超音波検査

Q. 腹部超音波検査で食事をとってはいけないのはなぜですか?

食事を摂ってしまうと、胆嚢が収縮してしまい胆嚢の観察が困難になります。また、胃の内容物や腸管のガスが増えてしまい、腹部臓器の観察が見づらくなってしまいます。午前に検査の方は朝食事を摂らないで来てください。午後検査の方は朝8時までに食事を済ませ、お昼は食べないで来てください。万が一食事を摂られてきてしまった場合は基本的には検査日の変更となりますので、ご了承ください。

Q. 排尿制限(御小水をためて検査を行う)はなぜですか?

検査内容によってですが、膀胱の中を評価したいためです。尿が十分に溜まっていないと膀胱や前立腺の観察が難しいです。特に泌尿器科からの検査は排尿制限をお願いすることが多いのでご協力よろしくお願いします。

初期研修プログラム

研修目標

  1. 4月、5月で外来の業務を実践的に習得しながら筑波総合クリニック、病院の患者の流れを把握し、同時に患者に対する接遇を身につける。
  2. 6月、7月でつくばトータルヘルスプラザの胸部撮影、巡回胸部撮影を習得し、ドック、検診でのお客様に対する接遇を身につける。
  3. 8月~11月で病院での業務を習得し、呼出しのベル当番ができるようにする。
  4. 12月~3月で緊急で対応する業務を習得し、4月から当直ができるようにする。
研修目標

内容

  1. 一人の新人に対して一人の担当者が付き、担当者は進歩状況を監督者に報告し、進歩状況に合わせた勤務表を作成する。
  2. 担当者は次に習得する業務について課題を出し、基礎知識を身につけた上で業務に臨めるようにする。
  3. 新人、担当者は業務日報を記載し、どの程度まで習得したのか情報共有ができるようにする。
  4. 半年、一か月、週単位で目標を決め、経過した時点で自己評価し、担当者が評価する。

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