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◎ 花粉症完全攻略マニュアル
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診断方法
| ■問診 |
| 年令,性,職業,症状の種類,程度,発症年令,好発期、合併症,アレルギー既往歴,家族歴、過去,現在の治療歴と経過などを調べる。 |
| ■鼻鏡検査 |
| 粘膜が白っぽく腫れ上がり鼻水を見る。 |
| ■鼻汁好酸球検査 |
| 最も一般的で大切な検査。アレルギーで起きている証拠をつかむ。 |
| ■抗体検査 |
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皮膚反応、血中特異的IgEを検査する。
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| ■鼻X線検査 |
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| ■病型の診断 |
| くしゃみ鼻漏型、鼻閉型、充全型のどれなのかを診断する。 |
| ■重症度の診断 |
| 軽症,中等症,重症,最重症のどれなのかを診断する。 |
→病型の診断と重症度の診断は治療方針に関わってくるので大切である。
■ アレルギー性鼻炎とその他の感染症の鑑別
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アレルギー性鼻炎
(花粉症) |
アレルギー性鼻炎
(通年性) |
急性鼻炎 |
急性・慢性
副鼻腔炎 |
| 病因 |
アレルギー |
かぜ、感染
急性伝染病 |
急性副鼻腔炎
かぜ、感染
歯カリエス |
| 発症 |
花粉開花期
(春/夏/秋)、
発作性 |
気温の変化、
朝起床時など
発作性 |
かぜが多い,
成因による |
成因による |
| 症状 |
くしゃみ、水性鼻汁、
鼻閉、 目や鼻のかゆみ |
乾燥感、くしゃみ、鼻汁、鼻閉、頭痛 |
頭痛、頬部痛、
歯痛(急性)、鼻閉、
鼻漏、嗅覚障害 |
| 鼻汁 |
多量、水性 |
多量、水性→粘膿性、脱離上皮細胞 |
粘膿性、時に悪臭 |
| 鼻鏡所見 |
発赤、腫脹、水性鼻汁 |
多量、水性 |
発赤、腫脹、浮腫 |
発赤、腫脹、
中鼻膿汁 |
| 全身症状 |
寒気、頭痛 |
蒼白腫脹、
粘膜肥厚、
水性鼻汁 |
発熱、頭痛、
全身倦怠感、
咽頭痛 |
発熱、頭痛、
全身倦怠感
(急性) |
| 経過 |
開花期中 |
通年性 |
1〜2週間 |
1〜2週間(急性) |
| 随伴症 |
眼、咽頭、
皮膚症状 |
喘息、
眼アレルギー、
アトピー性皮膚炎 |
副鼻腔炎、
咽喉頭炎、
下気道炎 |
同左、稀に眼症状、
頭蓋内合併症 |
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| 参考:奥田稔:鼻疾患, 北村武編:耳鼻咽喉科学,
P343, 文光堂, 東京, 1985. |
鼻風邪の初期にはくしゃみ、水性鼻汁がみられるので鑑別しにくい。かぜでは数日のうちに粘膿性鼻汁となり1〜2週で治癒する。鼻汁中に好酸球はなく脱落上皮細胞があり、数日後好中球が増加する。
■ 花粉症の重症度
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軽症 |
中等症
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重症 |
最重症 |
| くしゃみの回数 |
〜5 |
〜10 |
〜20 |
21回以上 |
| 鼻をかむ回数 |
〜5 |
〜10 |
〜20 |
21回以上 |
| 鼻詰まり |
口呼吸なし |
ときどき口呼吸 |
かなり口呼吸 |
完全に詰まっている |
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| 「2002年版鼻アレルギー診療ガイドライン」より抜粋 |
重症度はすべて自覚症状を基準とする。くしゃみや鼻水の程度は1日にくしゃみをした回数や鼻をかんだ回数で判定。鼻つまりは手で口を塞いでみて鼻呼吸だけにした場合どのくらい支障が生じるかで判定する。
花粉症の症状は混合しているケースが多く、その場合症状の重い方を中心にする。
次のページでは、花粉症の治療法について解説していきます。
[TEXT by 米納昌恵, 筑波記念病院 耳鼻咽喉科]
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