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第108回:パソコンの世界と危険性
パソコンはインターネット(ホームページ・メール)、TV・ビデオ・デジカメ・音楽等の編集、年賀状などの作成、文章の作成(ワード)、表計算(エクセル)、イラスト・お絵かき、住所録等の管理、家計簿、ゲーム等を用いることで情報収集、趣味活動、楽しみ、コミュニケーション手段、対人交流など多種多様な使用目的を持っています。
しかし、パソコンを使用する時間が長い、または連続していること、姿勢の問題、作業する部屋の環境などが大きな原因でテクノストレス症(別名VDT症候群)を引き起こす場合があります。深刻な症状をきたさなくとも、コンピュータを使うときは、書類を読む時よりもまばたきが少なくなり、目が乾き、また書類と画面を交互に見ると目の調節機能も頻繁に使うため疲れるとも考えられます。画面の位置が高い場合は上のまぶたもいつもより大きく広がり、目が乾きがちになります。その結果、多い症状は肩こり、目の疲れ、目の重い感じのように、目では眼精疲労、調節緊張、結膜炎、角膜炎、涙液減少など、目以外では頸肩腕、手指の障害、生理不順などがあります。これがテクノストレス症と言われる症状です。
これらを改善するためには、台所用のタイマーを手元に置いて1時間ごとに鳴らし、5分から10分の休憩をとって体をのばし作業時間内の休憩を取ることが効果的です。これはワープロの入力の専門家が使う方法です。人工涙液の点眼を1時間ごとにするのもよいでしょう。コンピュータ使用時の姿勢も大切です。下の図を参考にして姿勢を調節し、中でもすぐ実践できて有効なのは、椅子を高くすること、画面の高さを下げること、キーボードの高さを下げることです。
パソコンの使い方は難しいですが、便利で楽しいものです。パソコンのやりすぎで健康を損なわないように、上手に付き合って、いろいろな世界を広げてみてはいかがでしょうか?

(上図はアップル社のコンピュータ付属マニュアルから引用)
[TEXT :高橋 顕{作業療法士}]
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