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第134回:田園生活の愉眠りたいけど眠れない、起きたいけど起きられない 〜睡眠相後退症候群〜
現代社会において、我々人類はさまざまな環境下で活動をしています。それは、人類にとって多大な利益をもたらし、時として人体に弊害をもたらすのです。
こういう入り方ですと、地球レベルの自然環境についての問題提起に言及しなければいけなくなりそうなので、それは専門家にお任せしたいと思います。そこで、今回のテーマは「睡眠」です。動物の生命活動に欠かせない・・・それもそうなのですが、僕は昼寝が大好きなんですね。食べる事と寝る事は、皆大好きだと思います。
僕もそうですが、大抵の成人は就業しています。生活していくためには、仕事は不可欠です。どんな仕事も楽じゃないと思いますが、作業療法士も例外ではありません。肉体労働ですし、精神的にもさまざまなストレスを感じています、いい意味で。だから休日は疲れて寝ている事が多いです。32歳になると徹夜なんてできません、本当に睡眠が大切な事なんだと感じています。さて、今回はそんな大切な睡眠を妨げる睡眠障害についてお話したいと思います。
睡眠相後退症候群−24時間の明暗リズムがある通常の環境下で、睡眠・覚醒リズムの24時間周期は保たれているが、睡眠の位相が社会的に望ましい時間帯の比べ後退しているため、慢性の入眠困難・起床困難を呈する概日リズム睡眠障害(三上章良、杉田義郎)と説明されています。そして、交代勤務などで生じる一過性の睡眠リズム障害ではなく、個体の生物時計の機能障害により慢性的に生じる障害であるようです。夜の入眠困難と朝の起床困難により就業は困難となり、正常な社会生活を送る事ができなくなる恐れもあります。
今回の睡眠相後退症候群を含め、「概日リズム睡眠障害」として分類されるさまざまな睡眠障害、「夜寝て、朝起きる」といったあたりまえのような生活が、環境や個人の問題により難しくなっている現状は、まさに高度な文化を追及した人類が故の悩みであり障害なのではないでしょうか。かといって、便利な生活を捨てるわけにもいかず、我々はこの高度な営みとうまく付き合っていかなければなりません。生活・文化は進歩していると思いますが、生命維持活動は基本的に変化していません。ですから、この問題は「人類の課題」として、もっとクローズアップされるべきと思い、簡単でしたがご紹介しました。明日も仕事です、明後日も仕事です、とてもうれしい事です。僕は眠らなければなりません!!
【引用】
睡眠相後退症候群 三上章良、杉田義郎 −精神科領域の症候群−
[TEXT :古澤 順一{作業療法士}]
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