|

第144回:ブレインフード
みなさんこんにちは。4年目作業療法士の下田美由紀です。今日は「ブレインフード」というものについて述べさせて頂こうと思います。
最近、世間はちょっとした「脳ブーム」ですね。ちょっと前までは任天堂DSが完売しているという知らせを多くの店で見かけました。まだ、完売中なんですかね?脳を活性化させる要素としては、刺激(これがおそらく計算、読み等のゲームやドリルを使うことでしょう)、十分な栄養、酸素が挙げられ、「ブレインフード」は、この中の栄養にあたるものになります。
「ブレインフード」とは、脳に健康と若さをもたらすもので、脳の活性化のほか、病気の予防にも役立つと言われています。脳は重量でこそ、成人の場合でも体重の2%に過ぎませんが、人体で使うエネルギーの約20%を消費しているのです。また、他の臓器はエネルギー源として糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素をどれでも使えますが、脳はブドウ糖しか使えず、しかも備蓄することができないので、常に補給する必要があります。
では脳に栄養を与えるために、ただ単にブドウ糖を多量に摂取すればいいのか?というと、そう簡単にもいきません。加齢により、脳への血流が悪くなったり、脳内で情報をやりとりするシナプス伝達が衰えると言われています。脳のアンチエイジングのポイントは「血行改善」と「細胞膜の柔軟性を保つ」ことにあるようです。ブドウ糖の中でも、上記ポイントに作用するものを摂取する必要があるようです。
以下、主なブレインフードを紹介しておきます。
<主なブレインフード>
|
脳内の血流を改善
|
DHA、ホスフォチジルセリン、イチョウ葉エキス
|
|
神経伝達をスムーズに
|
DHA、ホスフォチジルセリン
|
| 活性酸素を除去 |
アスタキサンチン、ポリフェノール、イチョウ葉エキス、テアニン、
コエンザイムQ10
|
| 脳細胞を活性化 |
コエンザイムQ10、ホフォチジルセリン、ギャバ、DHA、アミノ酸
|
|
ストレスに対応
|
DHA、アスタキサンチン、ビタミンA・B6・E・C
|
|
|
DHA
|
マグロ、イワシ、サバなど背の青い魚等
|
|
ホスフォチジルセリン
|
肉類、魚類等
|
| GABA |
発芽玄米、トマト、小魚、チョコレート等
|
| コエンザイムQ10 |
ブロッコリー、レバー、青魚等
|
|
アスタキサンチン
|
エビ、カニ、サケ等
|
|
ブレインフードの多くは食品から毎日必要量を摂取することが難しく、サプリメントを利用することが勧められているようです。これからは、計算や読み等を行って脳を刺激すると共に、脳に必要な栄養にも気を遣ってみるといいかもしれませんね。
[TEXT :下田 美由紀{作業療法士}]
|リレーコラム
トップページ|
|