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第147回:熱中症
太陽が燦々と降り注ぎ、残暑厳しい今日この頃、地球温暖化により、ヒートアイランド現象や、エアコンの普及などの背景に、熱中症になる人が増えていることは皆さまもニュースでご存知のことと思います。
わが国での2005年度の熱中症による死亡者数は、449人にもなります。今年も最高気温が30度を超える真夏日が続き、熱中症とみられる症状で救急搬送される方が各地で相継いでいるそうです。
ではなぜ熱中症が起こってしまうのか、熱中症とはどのような病気なのか、またその症状、予防対策について少しではありますがご紹介させて頂きます。
熱中症とは…
高温や高湿の環境下で起こる全身の熱障害を熱中症といい、症状により@熱痙攣、A熱疲労、B体温調節機能障害を伴う熱射病に分けられます。
症状
人間の体は暑くなると汗をかくなどして、塩分と水分を体外に放出して体温を調節する機能を持っています。しかし大量の発汗で体内の水分や塩分が不足すると、その仕組みが上手く働かなくなります。
体温が著しく上昇すると、眩暈や失神、筋肉の硬直などの症状があらわれ、場合によっては死に至ることもあります。
予防方法
吸湿性、通気性の良い素材でできた、涼しい服装をすることや、日傘や帽子などで、直接日光を浴びないようにすることが効果的です。
そしてなにより、こまめに水分補給をする事です。喉が渇いた時には既に脱水が起きている事が多いので、喉が渇いたと感じる前に冷たい水やスポーツ飲料などを飲むとともに塩分をとる必要もあります。
ビタミンやミネラルの不足もよくありませんので、暑くても食事ははしっかりとるようにしましょう。また疲れが溜まっている時に熱中症になりやすいので、睡眠時間をしっかりとりましょう。
最後に熱中症は高温多湿で風がない時に発症しやすく、梅雨明けごろの急に暑くなった日は要注意です。特に体温調節能力が低い高齢者や乳幼児は室内でも発症しやすいため家族など周囲の人達の心掛けが大切になります。
今後も熱中症を発症しやすい猛暑が続くことが予想されるため皆様も熱中症予防を忘れずに、この暑い夏を乗り越えていきましょう。
[TEXT :山田 英貴{言語聴覚士}]
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