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第150回:ジェットコースターの上手な乗り方
遊園地でおなじみのジェットコースター。高さやスピードといったスリルを楽しんだり、思い切り絶叫してストレス発散する人もいるでしょう。今回は、酔いやすい人や苦手な人のために、上手な乗り方について考えてみたいと思います。
まず、乗物酔いについて。
ジェットコースターに乗っている時、刻々と変化する景色や急激な重力・加速度の変化によって視覚情報と平衡感覚にズレが生じます。この"感覚のズレ"が、脳の扁桃体という場所で「不快である」と判断されるとストレスとなり、自律神経に影響して冷や汗や吐き気といった症状となって現れます。それが乗物酔いです。
酔わないための防衛策として、
@前日にはよく睡眠をとる
A酔い止めの薬は、乗車の30分〜1時間前に服用する
B楽しい気分で、「酔わない」と自信をもって乗る
などがあげられます。小さいお子さまは、振動や加速度といった刺激の経験不足により酔いやすいといわれています。ブランコやでんぐり返しなどの遊びを通して刺激に慣れておくのも対策の一つです。
では、私のようにジェットコースターがとにかく怖い人・・・特に、落下するときの内臓が浮き上がるような感覚が怖いという人には、前の方の席をおすすめします。落下時、後ろの席は前方の席の重さが加わりより加速が大きくなり、浮遊感を強く感じるからです。一番前の席でレールが見えすぎて視覚的に怖いという人は、2〜3番目の席がよいと思います。あとは、並んだときの運にまかせるのみ・・・でしょうか。
数年前、ドイツの遊園地で42歳男性が4日間以上ジェットコースターに乗り続けたという世界記録が樹立されました。最近では、"総回転数世界一"のギネス記録に認定されたジェットコースターが日本に登場しましたね。ジェットコースターにまつわる記録は年々過激になりますが、くれぐれも自分の体調にあわせ、楽しんで乗れたらいいですね。
[TEXT :宮内 有美{作業療法士}]
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