|

第152回:心地よい景色を眺めてみよう
こんにちは。今回リレーコラムを担当することになりました作業療法士の小池です。よろしくお願いします。
私は8・9.・10月の3ヶ月間、夏から秋にかけてのとてもよい季節、北海道の弟子屈町にある「たこ八」という老人保健施設で出向研修の一環として働くことになりました。ここは釧路湿原が近くにあり、摩周湖や屈斜路湖・阿寒湖、また牧場が多く牛や鹿・キタキツネなどCMで見るような「これぞ北海道」と言えるような景色を見ることができます。
また昼間は大自然、夜は空を眺めてみるとキレイな星空を見ることができ、天然のプラネタリウムといった感じです。この大自然を眺めていると自然と心が落ち着き普段の忙しい生活から離れ、じっくりと考えることのできるよい機会となりました。
なんでも欲しい時にすぐに手に入れることのできる便利な生活している私たちにとって、「きれいだなぁ」と思える景色を眺めることは心身ともにリラックスすることができると思います。また、遠くを眺めたり耳を澄ませて風の音を聞いてみたり、五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)を刺激することはとてもよいことだそうです。
五感のうち人間の受け取る情報の87%が視覚によるものと言われています。その他は視覚7%・嗅覚3.5%・触覚1.5%・味覚1%となっており、生活の中で一番活躍している「眼」を休ませてあげる必要があると思います。また、現代人は電化機器の発展に伴いパソコンや携帯電話を使用してのメールなど近くをみる生活習慣が多く、遠くを見たりする機会が少なく「眼」を動かす筋力が弱くなり視力低下が起きているそうです。みなさんも「眼」に負担をかけていませんか?最近「眼」が疲れていませんか?
「眼」をよくする食べ物としてブルーベリーが有名ですが、食べ物からだけでなく、遠くを見ることやさまざまな景色を眺めたり、赤や黄色・緑といったさまざまな色をみて刺激を与える必要もあるそうです。自宅や職場などでなかなか自然を見る機会が少ないという方は、休憩の合間に空を眺めるだけでもよいそうです。雲をしっかり見つめることで遠くを見つめると変わらない効果があるそうです。こまめに遠くを見つめたり近くを見たりと、体と一緒で「眼」を動かす筋力を鍛えておく必要があると思います。
日本は季節の変化に伴いさまざまな景色を見ることができます。普段の生活でも周りの自然に「眼」を向けて、「眼」を休めるとともに心地よい景色を眺めてみて心も体もリフレッシュしてみてはいかがですか。
[TEXT :小池 陽子{作業療法士}]
|リレーコラム
トップページ|
|