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153回:リフレッシュ方法『サウナ』

 はじめまして理学療法士の椎名勇人です。皆さんはリフレッシュをどのように行っていますか?私はスポーツで汗を流しリフレッシュしますが、最近新たなリフレッシュ方法を発見しました。それは『サウナ』です。サウナの中に入ってじっと汗を流すとなぜか気分転換になります。今回はマイブームでもある『サウナ』についてお話していこうと思います。

 約摂氏100℃のサウナでなぜ火傷をしないのかと疑問に思うのは私だけでしょうか?人のからだは摂氏100℃の湯に入ったら瞬間に大火傷をします。にもかかわらず、サウナは約摂氏100℃という高温なのに、なぜ火傷どころか、むしろ快適と感じるのか。それは、90℃から100℃というサウナは、湿度が10〜15パーセントと低いうえ、1分間に20〜40グラムにも及ぶ大量の汗で、水分の薄い膜をつくり、皮膚を乾燥から守っているからなのです。また、この汗の半分ほどが乾燥した空気の中に蒸発する時、1ミリリットルの汗につき約0.58カロリーの熱を奪うため、皮膚が冷却されてやけどを防ぎ、その気化熱が爽快感を生むのです。

 では、なぜサウナは健康によいのか、その秘密には全身から流れ出る汗にあります。またサウナ浴の時には、血行や呼吸など、他の身体機能も亢進し、それが汗の作用にプラスされて、さまざまな効用をもたらします。 汗には大きく分けて、二つの働きがあります。一つは体内の老廃物を分泌して、からだや皮膚を清潔にする働きで、尿と同じように過剰な塩分や有害な重金属を体外に分泌します。もう一つは体温を調節する機能です。発汗によって体温の上昇を抑え、からだ全体のクーラーのような役目を果たします。また上記に記載した様に汗は蒸発する時にからだから気化熱を奪い、カロリーを消費するので、汗を出すと肥満の解消にも効果があります。サウナ浴で出る汗の量は約300〜400ミリリットルですから、汗のもたらす健康・美容効果が十分に得られます。つまり皆さん、爽快感とともに痩せることができ、美容効果があるまさに夢のような空間なのです。

 と言っても痩せるために長時間頑張れば頑張るほどよいという考え方は間違いといえます。サウナは座るあたりで80℃、顔で90℃、天井で100℃くらいと高さによって異なりますが、高温乾燥空気浴ですから、汗が出はじめると耐えられますが、心臓をはじめ、多くの臓器にとっては大変な負担であり、かえって健康を害するもとになることもあります。特に、高血圧、心臓病、糖尿病の人などは、注意しなければならない点もあります。

 皆さんもぜひ一度は、魅惑の空間『サウナ』で自分のからだと会話をしながら、リフレッシュしてみてはどうですか?

[TEXT :椎名 勇人理学療法士}]

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