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155回:バテない体つくり

 みなさん、日頃から自分の体力には自信がありますか。以前もこの場を通じてお伝えしたように私は山が大好きで、四季を通じて山登りをしています。今回は、みなさんも山へ登るのが楽しくなるようにバテない山の登り方をご紹介します。

@ 歩幅を小さく
 バテるかバテないかの目安のひとつが心拍数です。弾みをつけて登ると息づかいも荒くなり、心拍数が上昇します。歩幅を小さくすれば、一歩で稼がなければならない高度差も小さくなり、登山の主動作筋としての太ももへの負担も小さくなります。
A 足音をたてない
 これは、丁寧に歩くということで意識して足を運ぶということです。意識することで、ゆっくりとした足運びとなり、バテを防ぎます。
B 靴裏を見せない
 山では靴裏が見えないように、靴底全体をベッタリ着地させ、靴全体に体重を預けるように歩くことが望ましいです。踵から着地すると足を滑らしたり、つま先からではふくらはぎをつってしまうといった原因となります。
C 2本のレール
 肩幅間隔の2本のレールを想定し、右足、左足のレールの上に足を置いて歩くと体が安定します。この場合、立っている姿勢は「面」で体を支えているため安定した姿勢となります。
D パクパクはダメ、まず吐く
 ゆっくり登るのを心がけても、どうしても街の歩き方に戻ってしまい歩くスピードが速くなり、心拍数が上がり呼吸も荒くなります。この場合、息を吸うのではなく、ゆっくり吐き出します。吐いて肺が空になれば、おのずと空気を吸い込みます。何度か繰り返すことにより心拍数も下がり呼吸も落ち着きます。

 以上、簡単ではありますが5つ紹介させていただきました。普段は街でヒールなど履いてまったく異なった歩き方をしている方もいるかもしれません。しかし、天気のよい日には、気合を入れ運動靴を履き、周りの景色を楽しみながら歩いてみませんか。土や緑の匂いを体で感じ四季を感じることは何よりのリフレッシュになると思います。自分の体力づくりとして楽しみながら山を登ってみましょう。

【参考文献】「登山学」岩崎元郎:著 無名山塾編

[TEXT :村山 朱里理学 療法士}]

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