|

第158回:シルバーリハビリ体操指導士養成事業をご存知ですか?
〈はじめに〉
茨城県では2005年度4月より独自に先駆けシルバーリハビリ体操指導士(以下、指導士)養成事業を展開しています。指導士養成の講習会は1名の医師と4名の理学療法士等を中心とした体制で実施しています(2006年度10月現在)。
3級指導士の資格条件は、県内在住の概ね60歳以上の方で、茨城県立健康プラザが主催する講習会を受講することが条件となっています。講習会で実施する体操は茨城県立健康プラザ管理者の大田仁史先生の考案したいきいきヘルス体操(生活機能向上体操)、いきいきヘルスいっぱつ体操(要素的筋力強化体操)を主体としています。
履修時間(期間) は3級では40時間(8日間)のコースとなっています。その後、希望により2級、1級の順に講習会を受けることもできます。既に認定された指導士の方々は介護予防の普及活動を開始しています。
〈3級指導士の講習会の内容〉
・介護予防とリハビリテーションの推進
・体操の実践
・解剖と運動学的理解
・老化と病気、障害
・高齢者の心理
・高齢者の食生活と栄養 など
〈指導士の活動〉
茨城県内の地域(市町村保健センター、公民館、高齢者施設など)でボランティアとして、筋力や柔軟性向上を目的とした体操の実践と普及・指導および補佐を行っています。指導対象は地域の一般高齢者や筋力が衰えている特定高齢者等を想定しているようです。
〈茨城県による指導士の養成目標と現状〉
指導士の養成目標は、2015年までに約10,000人の3級指導士(うち約1,000人の2級指導士、約100人の1級指導士を含む)の養成を目標としています。現在も県民から多数の応募があるなど関心にあるようです。
ちなみに現在(2006年度10月初旬)までの指導士養成人数は3級719人(うち2級175人を含む)と多くの方々が茨城県から認定を受け地域で活躍しています。今後1級の指導士養成コースも予定されているようです。
〈最後に・・・〉
条件に適する方は、本事業で行われている講習会をお受けになってはいかがでしょうか。
個人的には県内の理学療法士、作業療法士は指導士さんの教官のような役割もしていただきたいと思っています。
※注意:指導士や体操の内容については
茨城県立健康プラザ(〒310-0852 水戸市笠原町993-2、TEL029-243-4171(代))のホームページ
http://www.hsc-i.jp/hsc/ を参考または直接問合せをしてみてください。
[TEXT :田邊 康二{理学療法士}]
|リレーコラム
トップページ|
|