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第159回:ダイエットについて
この頃、昼・夜ともには肌寒くなり、すっかり秋の季節になりました。秋といえば、「〜の秋」という言葉をよく耳にします。例えば、「読書の秋」「スポーツの秋」等いろいろありますが、やっぱり何と言っても「食欲の秋」。旬のおいしいものがたくさんあって、あれも食べたい、これも食べたい、という気持ちになってしまいます。一番太りやすくなる季節かもしれません。女性のみなさんは、誰もが一度はダイエットをしようと思ったことがあると思いますが、食欲の秋であるこの季節、誘惑されることは多々あってなかなか思うようにはすすみません。
今回は、このダイエットについて"その危険性"と"ダイエットするには"どうしたらよいのかを紹介したいと思います。
【ダイエットの危険性】
<極端に偏った食品摂取によるダイエット>
手軽で安価な一品目のみを食べるダイエットが流行したことがありました。グレープフルーツダイエット、りんごダイエット、パイナップルダイエット、ゆで卵ダイエットなどです。体重は減少しても、ビタミン欠乏性多発性末梢神経障害や筋力低下、知覚異常、さらには、口内炎、不整脈、意識消失発作などの重篤な障害を起こす症例が相次いで報告されて、今では間違ったダイエット法としてよく知られています。
<肥満はなぜ悪いか>
肥満とは、脂肪が過剰に体内に蓄積した状態をいいます。肥満が悪いのは、太れば太るほど糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病を合併するからです。肥満が多くの合併症を伴うのは、脂肪細胞が、単なるエネルギーの貯蔵庫ではなく、多くの合併症を引き起こすホルモンを多数分泌しているからです。さらにこれらの合併症は、今ある体重から5〜10%減量(脂肪量の低下)できればホルモン分泌は正常化され、治ってしまうことがわかっています。それゆえ、脂肪の過剰蓄積が悪いので減量して脂肪を減らすことはとても大切なことです。
<サウナなど>
サウナに入ると体重は減少し、一見痩せたような印象を受けます。しかし、発汗により水分が減っただけで、水を飲むとすぐ元に戻ってしまいます。脂肪が減少したのではないので、ダイエットとはいえません。また、利尿薬使用や下剤の乱用も同様に脂肪減少とは関係がないのでダイエットとはいえません。
【食べるダイエットを目指す!!】
ただ食べずにそのままでいるここは、栄養不足などを起こし、また食べないことからのストレスからリバウンドを引き起こす原因を作ります。
【目的をもったダイエットを!!】
ただ目的の体重を目指すだけではなく、何のために行うかをしっかりと自分の中で持つことが続けるためには必要です。
【すぐにやめないダイエット!!】
目標体重を達成したからといってすぐにもとの生活に戻すのは、リバウンドを必ず起こすといっていいほどです。なぜ自分がダイエットを始めたかということを思い出してください。たいていダイエットを始める人には、それなりの時期と原因がある程度、思い当たるといわれています。その生活に戻すことは、ダイエットを何度も繰り返すことになるのです。
【流されないダイエット!!】
今はやっているダイエット方法は、気軽に誰にでもというのがほとんどです。しかし、それがよいダイエット方法とは限りません。自分にあった、ベストな方法をみつける必要があります。
このようなことに注意しながら、ダイエットを行いましょう。もちろん、見た目は気にせず食べることもありだと思いますが・・・。「食欲の秋」であるこの季節。いいダイエットをしながら、おいしいものを食べましょう。
[TEXT :木村 愛{作業療法士}]
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