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第166回:子供の絵
( 2007年01月23日 掲載 )
こんにちは。みなさんは大人になってから子供の絵をじっくり見たことはありますか。私はここ数年なぜか子供の絵に心惹かれてしまいます。大人が思いつかな いような発想と自由な心を持ち合わせ、好奇心いっぱいに描いた絵にハッとさせられることも多いものです。また私自身和まされたりもしています。子供の絵は 計算されていなく、思ったまま、純粋そのものが映し出されるので、大人の作品よりある意味ピュアだと思います。私も自分の子供の頃の絵を見ると笑ってしま いますけど、みなさん、子供たちの絵は絶対取っておくべきです。 子供の絵にはいろいろな解釈が あるようですが、女の子が描く絵、男の子が描く絵は一般的に特徴が違います。女の子の絵は、草原のような大地に花や木、家などが同一平面上に並んで描か れ、そのなかに女の子が立っている場合が多いです。絵の上端に太陽や雲があり、下端には花や動物などが描かれ、色彩は暖色が多く平和な雰囲気が感じられま す。一方男の子の絵の特徴は車や電車、飛行機などスピード感あるものや、漫画のキャラクターなども多いですね。構図は、高い位置から見下ろすタイプもみら れます。 絵には不思議な力があります。絵を描くことで癒されたり、抑圧されていた心が解き放さ れたり・・・。絵には無意識のうちに心の内面が表れるといわれ、心理療法の治療のひとつにも使われています。最近、日本でもアート&カラーセラピーが注目 されています。特に、子供たちの絵には、何かしらのサインが隠されていると言われ、使った色や形から心理状況を読み取っていきます。阪神大震災やニュー ヨークのテロの後に子供たちが描いた絵が、暗いものばかりだったというのは代表的な一例ですね。
読み取り方は一概には言い切れませんが、子供の絵に疑問を感じたり、また子育ての参考に、アート&カラーセラピーに目を向けてみるのもいいかもしれません。参考までに色彩から見る絵の意味あいを掲載します。
[TEXT :市川 恵子(作業療法士)] ■前のコラム:第165回:呼吸でリラックス ■次のコラム:第167回:デトックス効果について 他にもたくさんのコラムがあります。 |