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リレーコラム by リハビリテーションスタッフ リハビリテーション部
第188回:足がつった…!!~こむら返りの恐怖~
( 2007年06月26日 掲載 )
 スポーツ中や睡眠中、突然襲ってくる激痛に悶絶した経験はありませんか?私は就寝中に経験することが多いのですが、大の大人でものたうちまわるあの痛み、いずれ治まるものとはいえ侮れません。
 一般に「足がつる」「こむら返り」などと呼ばれるこの現象は、特にふくらはぎの筋(腓腹筋・ヒラメ筋)によく起こります。この腓腹筋・ヒラメ筋はつま先立ちのときなどに使われ収縮する筋ですが、こむら返りはこの収縮が持続的に痛みを伴っておこる(有痛性攣縮)ものです。

どんなときに起きやすい?
・ 準備運動不足な状態での急な運動
・ 過度に筋肉を使い、疲労がつよいとき
・ 体調不良・寒さで筋がこわばりやすいときの運動
・ 急に瞬発力を出したとき

 就寝中や水泳中に起こるこむら返りについては、足のつま先が伸びた状態でいることで、運動神経が興奮しやすく筋肉を勝手に収縮させやすくなっています。また足裏に圧がかかっていないため、筋肉の緊張を調整する機能が働きづらく、筋の痙攣を引き起こしやすい状態となってしまうのです。

こむら返りが起きたら
・ 筋を伸張する(ストレッチ):つま先をもち、手前にゆっくりと引っ張ります。
・ 患部を温める・マッサージを行う:血液の循環を改善し、疼痛を軽減させ筋肉をゆるめます

予防策としては
・ 筋肉の過度の使用を避ける
・ 筋肉を冷やさないようにする
・ 運動前や寝る前にストレッチを行っておく
・ 運動後の水分・電解質補給を心がける

などがあります。また、あまりに多く出現する場合は脱水やカルシウム・マグネシウムなどの電解質異常、肝機能障害などの病的な原因も考えられるとされているため注意が必要です。

 これから夏にかけて、暑さで体の水分は失われやすくなり、プールや海に入る機会も増えてきます。こむら返りを起こさないよう準備運動や水分摂取を心がけて、楽しく安全に夏を乗り切りましょう。

[TEXT :猪股 清麗{理学療法士}]



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