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第193回:バレエ
( 2007年07月31日 掲載 )
皆さんはバレエといえばどのようなイメージをしますか?つま先で立ったり、足を高く持ち上げたり、ふわりとジャンプしたり・・・このような動きを軽々やってのけているように見えますが、簡単に真似できるものではありません。実際には、全身のあらゆる筋肉を使う、相当にハードな運動なのです。バレエの動きでは、腕や足はもちろん、普通に生活している限りめったにつかない背中やお尻、首すじの筋肉も同時に鍛えられるため、全身の体つきが整えられるのです。
少し詳しく話しますと、まずは基本姿勢が大切です。頭のてっぺんからまっすぐ上に引っ張られているイメージで、顎を軽く引く・頸椎を伸ばす・胸の上あたりを出過ぎないように上げるようにする・脊柱をまっすぐ伸ばす・お尻を絞めてあげるようにする・脚の間はできるだけつける、などのようにします。バレエの動きはこの姿勢を常に意識しながら行います。これを筋の収縮様式で表すと、「等尺性収縮を常に行っている」ということになります。「等尺性収縮」とは筋の長さが一定のまま収縮して張力を発生し、関節運動が起きない運動(静止性収縮)のことです。それに加え、つま先で立つ・腕や脚を高く上げる・ふわりとジャンプするなどの動きは、「等張性収縮」といい、関節運動が起こっている間の張力が一定の収縮様式をとります。 [TEXT :福井 春菜{作業療法士}] ■前のコラム:第192回:星野富弘さんの詩について ■次のコラム:第194回:コーヒーでリラックス 他にもたくさんのコラムがあります。 |