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リレーコラム by リハビリテーションスタッフ リハビリテーション部
第195回:『むくみ』って何?
( 2007年08月14日 掲載 )

 手足がむくんでいる、もしくは夕方になるとむくんで靴がきつくなってしまうという方は周りにいませんか?今回はその原因について少し触れさせてもらおうと思います。

 よく女性で長時間立っていると脚にむくみが見られるといった話をききます。これは脚の筋肉が弱く、さらにあまり脚を使わない生活(さらに長時間立っている等)をしていることが原因です。なぜこれらが原因となるかというと、脚の静脈血はふくらはぎの筋肉の動きでサポートして心臓まで押し上げていくからです。そして脚にたまった静脈血が血管の外に水分として漏れ出てくると、脚にむくみがでてきてしまいます。

 ただし手術後などに手足がむくんでしまうという方がいます。これは今挙げたものとはまた少し違います。
 私たちの体には血管とともに「リンパ管」が張り巡らされています。「リンパ管」とは体の老廃物を運ぶ排水管の役割を果たしています。このリンパ管の働きが何らかの原因で障害されると、皮膚組織のある部分に体液が留まってむくみが起こります。これを「リンパ浮腫」と言います。
 リンパ浮腫の原因として、乳がん、子宮がん・卵巣がん・前立腺がん等の手術で腫瘍の部分と共にリンパ節を切除することがあり、これらが原因となって腕(二の腕から指先まで)や脚(太腿から足先まで)にむくみが起こることがあります。

 一口に「むくみ」と言われてはいても、その原因が大きく違うこともあります。ぜひ一人で悩まずに病院や身近な医療従事者に相談してみてください。

[TEXT :鶴見 政明{理学療法士}]



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