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リレーコラム by リハビリテーションスタッフ リハビリテーション部
第197回:毎日快適に過ごすためのポイント
( 2007年08月28日 掲載 )

 はじめまして、こんにちは。作業療法士の小故島です。今回は、『早寝、早起き』がなぜ体によいのかを調べてみたので、紹介させて頂きたいと思います。

【早寝】
 一番の基本は何といってもやはりちゃんと寝ることです。夜10時にはベッドに入り深夜2時までの4時間はとにかくぐっすり寝ることが大事だそうです。なぜなら、この時間帯は、睡眠を誘うメラトニンが最も多く分泌される時間帯だからだそうです。
 では、メラトニンにはどんな働きがあるのでしょうか。メラトニンは、上質で深い睡眠を誘発する脳内ホルモンのことで、このメラトニンが活発に出ている睡眠は、骨と筋肉の成長に関与する成長ホルモンと新陳代謝を促すホルモンの分泌を促します。また、メラトニンの働きには、もう一つ特性があります。それは、脳の中にある‘海馬'の活性化に非常に役立つことです。海馬は脳の中で探索行動や情動、記憶に関与する部分です。眠っている間にも重要な役割をしていることが調べてみてわかりました。眠っている間に、体験を整理して「知識」にしたり、経験した状況を分析して翌朝以降に役立てる行動の道筋を作る働きがあります。さらにさらに、このメラトニンを活性化するためのもう一つのポイントは、暗い部屋で眠ることが重要みたいです。メラトニンという脳内ホルモンは、目の網膜が「闇」を感知すると分泌されるため、明かりのない暗い部屋で寝ることが重要になります。でも、10時は無理という方もいらっしゃいますよね。そういった方はせめて深夜0時までに眠るように心がけることが大切だそうです。

【早起き】
 早朝に感じる朝日は、人間の生活リズムを整え、脳を活性化させるパワーがあります。朝の自然光を網膜が感知すると、脳の中で今度はセロトニンという物質が分泌されます。人間の身体は、朝5時台に起きた場合が最もすっきりと快調に一日を過ごせるという統計があることから、できれば5時台に起きることが理想的とのことです。
 セロトニンとは?セロトニンという脳内ホルモンは、単純な喜怒哀楽だけではなく「しみじみとうれしい」とか「しみじみと悲しい」といったような心の奥底から湧いてくる‘しみじみとした感情'とそれによる満足度を作り出すのに関与しています。一時的な高揚感を作り出すアドレナリンとは異なり、セロトニンは脳を‘しみじみとした感情'を感じやすい状態に導くので、満ちた幸福感が持続しやすいようです。こうして感じた‘しみじみとした気持ち'の記憶には脳の中で特別な印が付きます。その印が付いた記憶を海馬が知識化します。まとめてみると、早起きする→朝日を感じる→セロトニンの分泌→感情が豊かになる→しみじみとした感情が生まれやすい→記憶に特別な印が付く→夜、昼間の体験を海馬が分析、知識化する→特別な印が多いほど、知識が増える→知識が増えると人生が豊かになる。  なるほど!!!

[TEXT :小故島 広子{作業療法士}]



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