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リレーコラム by リハビリテーションスタッフ リハビリテーション部
第207回:シッティングバレーボール
( 2007年11月06日 掲載 )
 私は、理学療法士を志す以前、体育を学んでいました。専門種目はバレーボールで、中学1年生から現在に至るまで続けています。
 バレーボールといえばインドアでの6人制が一番メジャーだとは思いますが、この他にも9人制バレー、アウトドアでのビーチバレー(2人1組や4人一組、男女混合のものなどいろいろあります)、障害者スポーツであるシッティングバレーなどがあります。

 今回はみなさんにはなじみの薄いと思われるシッティングバレーを紹介したいと思います。
 シッティングバレーは、1956年オランダで戦争によって障害を持った人々により考案されたスポーツです。1980年にはパラリンピックの種目となり、1983年には世界選手権も開催され、確実に世界中へ広がっています。日本では、1992年に初めて東京でシッティングバレーボールのチームが結成され、1994年から国際大会に参加、1997年には日本シッティングバレーボール協会が設立されました。2000年には男子チームがシドニーパラリンピックに出場しましたが結果は12チーム中9位、2004年のアテネパラリンピックでは8チーム中7位と、パラリンピックにおいて好成績を収めることは未だかなってはいないようです。
コートの広さやネットの高さ、プレー中はおしりの一部が必ず床面に接していなければならない点、サーブブロックが許可されている点で、健常者の6人制バレーボールとルールが異なっています。国内では、競技人口が少なく障害者だけのチーム編成ができない場合が多いため、国内ルールとして、障害者・健常者混合チーム、男女混合チームで競技を行うことがあるそうです。
 
 私がシッティングバレーと出会ったのは、2年前です。研究室の教授がシッティングバレーのチームに所属し時々プレーをしているということで、チームに紹介していただきました。驚くことにそのチームの代表の方が父の元同僚という不思議な縁もあり、何度か練習に参加、いくつか大会にも出させていただきました。チームの中には下肢を切断した方や先天的な疾患で身体機能に障害のある方をはじめ、健常者の方もいらっしゃいます。職業も教員から看護師、理学療法士、医師、OLさんなど、さまざまです。また20代~50代と年齢層も幅広いです。
 シッティングバレーをやってみて、障害者も健常者も関係なく楽しめる競技だと思いました。はっきり言ってかなりハードです。座ったまま移動するということがまず難しい、そして座ったままボールを受けたり打ったりすることも難しい、バレーボールの技術にはそれなりに自信を持っていた私ですが、体が思ったように動かないもどかしさを経験しました。

 つくばに就職したことでなかなかチームに顔を出す機会が持てないのですが、もう少し落ち着き生活に余裕が出てきたらまたやりたいと思っています。

 来年は北京でオリンピックが行われますが、ぜひ合わせてパラリンピックにも注目してみてください。ちなみにチームの代表で父の元同僚の方は日本代表の選手です!ぜひ応援してください!

[TEXT :磯辺 幸子{理学療法士}]



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