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リレーコラム by リハビリテーションスタッフ リハビリテーション部
第216回:体によく効くスープ
( 2008年01月15日 掲載 )
中泉亜矢子  みなさん、こんにちは。昨年入職した牧田と申します。私は入職と同時に初めての一人暮らしをはじめました。社会人になったということで健康面の管理には気をつけなくてはいけません。しかし一人で暮らしているとどうしても料理は簡単に済ませてしまいたくなる方は多いのではないかと思います。
 簡単だけど、しっかり栄養をとれる健康食はまさしくスープなのではないかと思います。なぜなら、スープは逃しやすい栄養素を無駄なくとれるからです。野菜の栄養素は水に溶けやすく調理中に失われがちですが、スープはゆでた汁ごと飲むため逃げた栄養素を捕まえることができるのです。
というわけで、今回は体に効くスープについて少しだけ紹介したいと思います。

 まず、疲れて体力がない時や体の抵抗力がないときには風邪をひきやすいため、熱いスープを飲みましょう。熱いスープは新陳代謝を高めてくれます。また、たっぷりの緑黄色野菜をスープにすれば風邪に対する抵抗力もつきます。
 もし風邪をひいてしまった場合、ひき始めには、にら、にんにく、玉ねぎを使ったスープ、ひいてしまったら体力を消耗してしまうので肉や牛乳、卵などのたんぱく質と緑黄色野菜をくみあわせたスープで回復が早まるそうです。疲れた体に対しては、豚肉をはじめ肉類をしっかり食べましょう。豚肉等の肉類にはビタミンB1が多く含まれています。もしビタミンB1が不足していると人の体は疲れやすくなってしまいます。ビタミンB1の吸収を促進するにら、にんにく、玉ねぎにある硫化アリルも一緒にとるとよいそうです。

 次に、イライラするときはカルシウムが足りないとよく聞きますが、それはカルシウムに神経を鎮める効果があるそうだからです。カルシウムは牛乳やヨーグルト、チーズはカルシウムの吸収率が高いそうです。また、青菜や豆腐にはビタミンDが含まれカルシウムの吸収をよくするそうです。また、ストレスがたまるとビタミンCを消耗するのでキャベツ、ブロッコリーのスープもお勧めだそうです。

 最後に、最近「メタボリックシンドローム」という言葉をよく聞きますが、その中の生活習慣病の一つに高血圧があります。食生活が大きく影響してくる生活習慣病なのでぜひ参考にしてみて下さい。高血圧には野菜全般、芋、乳製品、いわしやさんま、さば等の青魚がよいそうです。これらの食材には血圧が上昇するのを抑えるカリウム、カルシウム、不飽和脂肪酸が多いのでスープにするとよいそうです。

[TEXT :牧田 有生{作業療法士}]

【参考文献】:からだによく効くおいしいスープ113 p10~18 
                  スープで応援の会/著 1998/同文書院



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