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リレーコラム by リハビリテーションスタッフ リハビリテーション部
第231回:割り箸とマイ箸
( 2008年05月13日 掲載 )
 ここ数年、環境問題についての話題がニュースなどで多く取りあげられ、みなさんもいろいろと耳にされているかと思います。私自身も環境問題に興味があり、アイドリングストップの実施、エコバッグの活用をしています。そこで私が次に考えているのが割り箸を使わない「マイ箸」というもの。自分の箸を携帯し、飲食店などで割り箸を使わないことで森林伐採を少しでも減らして、地球を守ろうとする取り組みです。

 そこで今回は、今後私が使わなくなるであろう「割り箸」について、使わなくなる前に少しながら調べてみました。
 まずは割り箸の生産方法について調べました。国内産の割り箸の場合は、間伐材(森林の成長過程で密集化する立木を間引く間伐の過程で発生する木材)や木材加工時における捨てられるゴミ(廃材・残材・余材等木材として利用価値の無いもの)から生産しているそうです。またその収益を植林に利用しており、森を豊かにしているそうです。そのため国内産の割り箸を使うことは森林破壊への影響はほとんどなく、むしろ環境にとっては必要なことだといえます。

 「やはり割り箸は使ったほうがよいのでしょうか?」私はそんな疑問にぶつかりました。
 さらに調べていくとこんな意外なことがわかりました。
 みなさんは日本国内における割り箸の消費量ってご存知ですか?なんと年間で約250億膳もの割り箸が消費されています。これほど多くの数字を聞いても実際どのくらいかは見当もつきません。この量は木に換算すると約80万本、木造住宅では約2万軒分にもおよぶそうです。そして国民1人当たりで計算すると1年間で平均200膳近くを、約2日で1膳は消費していることになります。みなさんはどのくらい使っていますか?

 日本で多量に消費されている割り箸は、なんと約97%が海外からの輸入材、そのうち輸入量の99%が中国産だそうです。これでは国産の割り箸に出会う機会は少なくなり、現実には割り箸を使っても環境保護というのは非常に難しいようです。また、日本の国土の68%が森林とされているのに対し、中国の森林は国土の17%であり、日本の1/4だそうです。そんな中国から我々は大量の割り箸を輸入しているのです。したがって「マイ箸」の使用は、環境にやさしくすばらしいことだと再認識させられました。
 「マイ箸」を買うために、いろいろなところでアイドリングストップをしながら、エコバッグをもって探しに行こうと思いました。みなさんもぜひ「マイ箸」を自分だけでなく、家族や恋人にも買ってみてはいかがでしょうか?

[TEXT :井上 浩希{作業療法士}]

 【参考文献】『地球温暖化白書』、割り箸:http://www.glwwp.com/main/chopsticks.html



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