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リレーコラム by リハビリテーションスタッフ リハビリテーション部
第236回:快眠・快食・そして・・・
( 2008年06月17日 掲載 )
 みなさん、こんにちは。日ごとに夏が近づき、いよいよ多くのおいしいものが食べられる季節になりましたね。でも、せっかくおいしいものを食べたのに、食後に出るものが出ず、お腹がすっきりしない、そういうことでお悩みの方はいませんか?そこで今回は、「便秘」をテーマに取り上げたいと思います。

 便秘はイヤなものです。私も数年前に一時期悩んだことがあるのですが、お腹が張った感じ(腹部膨満感)があると、なんだか調子が出ません。大人の方のお通じは、通常1日1~2回(食生活の習慣により、若干の個人差はあります)ですが、これに対してお通じが3~4日以上にわたってみられず、下腹部膨満感や消化物の残留感が感じられることを「便秘」と称するそうです。

 さて、便秘の解消法についてですが、まず、生活のリズムを一定にし、食事や水分をきちんと取ることです。また、適度な運動により、消化管の運動を促進させることも有効です。具体的には、立った姿勢で腰を左右にひねったり、わき腹を伸ばしたりするなど、なるべくお腹のあたりを動かすように心がけましょう(腰痛もちの方は無理しないでください)。ウォーキング(10~20分ほど)なども有効です。
 また、特に冬場の便秘に有効なのは、カイロなどでお腹を暖めることです。お腹を暖めることにより、消化管の働きが活発になることが多いからです。
 最後に、お通じが出ないと、トイレで腰掛けたままお腹に力を入れてがんばっている方が多いと思いますが、実はこれ、あまり体によいことではありません。バルサルバ効果といって、息をこらえてお腹に力を入れていると、血圧が一旦下がった後、急激に上昇するという現象が起こるので、高齢者のなかでも特に血圧が高めの方は要注意です。ではどうしたらよいかですが、そういうときは逆に力を抜いて深呼吸を繰り返してみましょう。深呼吸することにより、内臓の働きを調節している自律神経のうち副交感神経が活性化され、腸の蠕動運動が促進されます(ちょっと時間がかかるのが欠点ですが)。皆さんも試してみてはいかがですか?

 [TEXT :鳳 祐一郎{理学療法士}]

【参考文献】
わかりやすい内科学第2版 井村裕夫編 文光堂
標準理学療法学・作業療法学 内科学 奈良勲監修 医学書院



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