生卵など、火を通していない食品は、アレルギーの反応を起こしやすいと言われています。ですから、特に1歳未満の乳児などでは、「なまもの」を避けておくというのは大切なことです。
ご質問の場合は、お子さんが「なまもの」を好まないということですが、「なまもの」をどうしても食べなければならないということは無いのですから、このまま「なまもの」を食べないようにしておかれて良いのではないでしょうか。
栄養的な意味でも、その食品自体を食べてはいけないという場合には、困ってしまうことがありますが、火を通したものならば食べられるというのであれば、なんら差し支えはないと思います。基本的に、子ども達はできるだけ火を通したものを食べるようにしておかれた方が良いと思います。アレルギーの問題の他に、鶏肉についているカンピロバクターという細菌や、牛肉における病原大腸菌、お刺身についている腸炎ビブリオ菌など、食品にはいろいろな病原細菌がついていることが多いのです。これらの菌は良く火を通すことで死滅しますので、食中毒を起こさないためにも、「なまもの」にこだわらない姿勢が必要です。
(最終更新日:2004年11月15日 19:22)■離乳食について、下痢をした時は下痢が治るまで離乳食を中断した方が良いのでしょうか。
下痢の程度によります。
ただ単に、水分の多い便が出たといっても、それだけでは下痢と考える必要はありません。たとえば、母乳栄養中の赤ちゃんは、水みたいな便がむしろ普通です。飲みが悪くなったり、普段と違って腐敗したような臭いのする便のときや、便に血液が混じっているなどの時には、病的な下痢と考えて、食事の制限をしますが、食欲もあり、機嫌が良く、嘔吐や熱もないなどというときには、離乳食のグレードを進めるのは止めておきますが、それまで食べていた離乳食については、現状維持か、少し前に戻る程度で様子を見ても大丈夫だと思います。
いずれにせよ、おむつを持参して、便の様子をかかりつけの先生に診ていただいて、離乳食をどうするかを判断していただくのが、最良です。