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母親学級受講者による質問とその回答集
 『事故への対応』についての回答集
擦り傷、切り傷で病院に行くほどでもない怪我の対処。虫さされ、日焼けの対処はどうすればいい?

 まず、出血がどの程度か、傷の深さがどの程度かをよく見ます。大きな拍動性の出血などは動脈が損傷されていることも考慮して、清潔なガーゼなどで傷口を圧迫しながら早く病院に行くべきです。釘を刺してしまったなどの深い傷の時には破傷風の予防が必要なことがあるので、これも病院へ行くべきです。

 それ以外であれば、砂や泥が付いているときには、水道水を勢いよく当てて汚染を流してから傷口の処置をします。このときは多少の出血は目をつぶって砂や泥を落とすことを優先します。こういったものを残しておくと、傷の治りが悪くなるだけでなく、創部の変色(外傷性刺青)をおこすことがあるので、きちんととることが大切です。もちろん、汚れが多くて、ピンセットなどを使ってとらなくてはいけないような場合には、やはり病院へかかってとってもらう必要があります。汚れがきちんと落ちたら清潔なガーゼをあてておきます。傷口の消毒薬は、最近の考え方では、肉芽形成を妨げることがあり、清潔な傷であれば、やたらと使わないという考え方がでてきています。

 判断が付きにくい時には、病院で一度は診てもらうのが良いと思います。

(最終更新日:2004年11月25日 19:18)
擦り傷、切り傷で病院に行くほどでもない怪我の対処。虫さされ、日焼けの対処はどうすればいい?

 まず、出血がどの程度か、傷の深さがどの程度かをよく見ます。大きな拍動性の出血などは動脈が損傷されていることも考慮して、清潔なガーゼなどで傷口を圧迫しながら早く病院に行くべきです。釘を刺してしまったなどの深い傷の時には破傷風の予防が必要なことがあるので、これも病院へ行くべきです。

 それ以外であれば、砂や泥が付いているときには、水道水を勢いよく当てて汚染を流してから傷口の処置をします。このときは多少の出血は目をつぶって砂や泥を落とすことを優先します。こういったものを残しておくと、傷の治りが悪くなるだけでなく、創部の変色(外傷性刺青)をおこすことがあるので、きちんととることが大切です。もちろん、汚れが多くて、ピンセットなどを使ってとらなくてはいけないような場合には、やはり病院へかかってとってもらう必要があります。汚れがきちんと落ちたら清潔なガーゼをあてておきます。傷口の消毒薬は、最近の考え方では、肉芽形成を妨げることがあり、清潔な傷であれば、やたらと使わないという考え方がでてきています。

 判断が付きにくい時には、病院で一度は診てもらうのが良いと思います。

(最終更新日:2004年11月25日 19:18)
傷口に砂利等が入ったとき無理に取り出して良いのか?

 怪我をしたときの傷口に砂利などのゴミがついていると、傷口の治りを妨げることがあるので、病院へ来られたときには消毒をしながら、ブラシで傷口をきれいにするような操作を行います。ただ、そのような操作をご自宅で行うことは困難だと思いますので、大きな傷口のある怪我のときや、ゴミがついている時には、病院を受診していただくことを原則としてください。

(最終更新日:2004年11月15日 19:21)
犬にかみつかれた時どうしたらよいのか?

 日本には、現在、狂犬病の発生はありませんので、そういった病気を心配することはありません。外国(とくにアジア地域の国々)で犬にかみつかれた場合には、その犬がどのような状況の犬かが分からなければ、狂犬病のワクチンを打っておかれることをお勧めします。

 日本国内で犬にかまれた時は、傷の状態をよく見て、出血が多かったり、切れている範囲が大きい時には病院を受診するようにしてください。小さな傷の時には、流水で良く洗ってから消毒をして、通常の傷の手当てと同じようにしてくださればけっこうです。

(最終更新日:2004年11月15日 19:20)
鼻の穴にビーズや小物を入れて取れなくなったとき、どうしたら良いですか?

 これは耳鼻科の先生に診ていただく一手です。なにはともあれ、そういったものを鼻に入れないように注意をする予防策が大切です。

(最終更新日:2004年11月15日 19:16)
歩くのがおぼつかないため、頭を頻繁に打っています。バカにならないでしょうか?

 歩き始めのころに、一度も頭を打たずに育ったというような方は、おそらく一人もいないでしょう。自分でころんで頭を打つ程度では、たいていは何事もおこらないことが多いのです。一方で、本当に軽い打撲でも、頭の中に出血をして大事に至ったというケースも、私は何回も経験しました。打ち所が悪いというような言い方をしますが、そのようなことも実際にあるというわけです。 頭をぶつけると危ない危険なものをお子さんのそばに置かないこと、つまずいたりひっかかって転びやすいような場所を作らないなどの予防策がなによりも必要です。

 しかし、いちいち頭を打ったので、バカになるのではないかと心配する必要はありません。頭をぶつけたために何か後遺症が出るようなことがあるとすれば、頭の中で出血をするか、脳が傷んで脳が腫れてくることなど、脳内の圧力が高まることが普通ですので、その場合、必ず嘔吐が始まります。意識がおかしくなったり、吐いたりするようなことがあったら、至急病院へ連れてきてください。 頭をうっても、けろっとしてニコニコ歩き回ったり、遊んだりすることができるようであれば、基本的に心配ないものと思っておいていただいてけっこうです。

(最終更新日:2004年11月15日 19:11)
たばこを食べてしまったらどうなりますか?

 たばこ1本に含まれるニコチンを全部吸収したら、小さな子どもたちでは、致死量に相当するような危険な物質です。ただし、ニコチンには猛烈な催吐作用(吐き気をもよおす作用)がありますので、食べたたばこの葉から溶け出したニコチンの吸収が始まると、すごい勢いで吐き始めますので、致死量まで吸収することは、普通はありません。でも、いっぺんにたくさん食べたり、ニコチンが既に溶けている水を飲んだりしたときには大変危険です。

 ジュースの空き缶などを灰皿がわりに使っている人がいますが、残っているジュースなどの液体にニコチンが溶け出します。(ニコチンは水溶性なので、水に良く溶ける)そのジュースの空き缶を子ども達が見つけてジュースと間違えて飲んでしまったりすると大変です。このような時には超特急で病院へ来てください。でも、そのようなことがおこる前に子ども達がそのような危険なものを口にしないように予防することが親のつとめです。

 たばこには、吸っている人に、肺癌や喉頭癌をおこしたり、成人病の下地を作ったりで、大変害がありますが、まあ、ご本人が癌になるのは自業自得というところでしょうね。しかし、その煙を否応なしに吸わされる子供たちにとっては、とても迷惑なものです。おまけに、この質問のように、食べてしまって命がけになってしまうことすらあるわけです。

 賢明な親御さんは、たばこを子供の環境から無くすように、ぜひ、努力をしてください。

(最終更新日:2004年11月15日 19:05)
とげが刺さった時、必ずとった方が良いのか?

 トゲなどが血液の流れにのって移動することは、まずあり得ません。皮膚に近い血管は細くて血液の流れも大変ゆっくりですから、トゲのようなものを押し流す力はありません。ですからとげを取らないと、心臓まで流れていって危険と心配する必要はありません。

 でも、トゲは異物となって、炎症をおこしたり、化膿してしまうことがありますので、深くささったものは、できるだけとってもらったほうが良いと思います。浅いものは皮膚の新陳代謝で自然に排出されることを期待しても良いかもしれませんが、その場合も消毒をきちんとしておく必要があります。判断が難しいときは、お近くの皮膚科や外科の先生に相談してみてください。

(最終更新日:2004年11月15日 16:10)
ドライアイスを触ってしまった時に、冷やして良いのか分かりませんでした。この場合はどういう手当をしたらよいのですか?

 ドライアイスを長時間触っていることは、おそらく困難で、触ったとしても危険なレベルになる前に放していることが多いと思います。冷たいものに触れておこる凍傷ですから、冷やすのは間違いです。ぬるま湯程度で徐々に暖めたほうが良いと思います。

(最終更新日:2004年11月15日 16:01)
喉に物をつまらせた時の対処方法を教えて下さい。

 基本的に、予防がもっとも大切です。口の中に、気道につまるような大きさの物をいれないようにすること。その点で、ピーナッツや大豆などの豆類は幼児期には禁忌です。私の経験した例では、10ヶ月の子供が急に苦しみだして呼吸困難をおこし、救急車で運ばれてきたのですが、病院についた時にはすでに呼吸停止状態で助けることができなかったことがありました。この方はあとで、節分の豆まきでタンスの隙間に落ちていた豆まきの豆を親が気付かないところで口に入れてそれを詰まらせてしまったのだということが分かりました。

 とにかく予防が最重要ですが、もしも何か物が詰まって呼吸困難を起こしていると判断をされたときは、口の中をよく見て指の届くところに何かあればすぐ掻きだしてみること。覚えておかれたら良いと思う方法は、ハイムリック法という手法で、子どもの胸骨の下、みぞおちの上のあたりを急激に押すこと、横隔膜を下から上に押すことで肺の中に貯まっている空気を利用して異物を押し出すことが可能になるという方法です。

(最終更新日:2004年11月15日 15:38)