筑波記念会について

挨拶

院長挨拶

筑波記念病院は昭和57年2月に循環器内科、脳外科を中核とした92床の急性期病院として紫峰を望む筑波の地に開院し、その後、平成元年8月には一般病棟を302床に増床、平成6年11月には健康増進施設つくばトータルヘルスプラザ開設、平成10年4月には介護老人保健施設つくばケアセンター開設(100床)、平成15年8月には療養型病棟100床増床(合計432床)し、平成17年5月には筑波総合クリニック(外来部門)を分離、独立し、現在の体制が出来あがっております。

一方、病院機能では早期リハビリテーションの導入、クリティカルパスの早期導入、DPCの早期導入、日本医療マネジメント学会設立など先進的医療を実践し、自己完結型病院として、地域貢献の一翼を担ってきました。しかし、病院の希望が大きくなるにつれて、当院に期待される地域貢献の役割も多様化し、様変わりしています。現在では、個人病院の域を超えて、公的役割も担っています。

当院では平成24年9月に茨城県の民間病院として初めて地域医療支援病院の認定を受けました。つくば医療圏(二次医療圏)ではつくばメディカルセンターについで二箇所目の承認となります。地域医療支援病院の使命はその医療圏内の病院・診療所などを後方支援し、医療機関との機能分担・連携の役割を担うことにあります。当院は急性期疾患をカバーする二次救急病院でありますが、一方では高齢化医療の最前線病院でもあります。当院はこの課題の一助として、リハビリテーションの早期、広範な導入を行い、入院期間の短縮、早期社会復帰に実績をあげてきました。地域医療支援の一貫として、当院が有するリハビリテーション機能を在宅まで、幅広く提供できるシステムの構築を計画しております。

昨今の急速な高齢化社会の波は当院には直撃し、健康年齢から平均寿命までの間をいかに良好なQOLを保ち、良好な社会生活を営めるかが当面の大きな社会的課題であります。この取り組みを地域に拡大し、地域の健康作りに貢献できればと念じております。

一方、病院が成長・拡大すれば、成長を支える病院組織の改変、安全性の確保が必要となり、これらを実行できる職員の高い資質が不可欠となります。「水は滞ると濁る」とのことわざがあります。筑波記念病院は『事前の一策は事後の百策に勝る』をモットーにして今後もベンチャー病院として先進的医療を提供できる体制を常に更新する必要があります。

本院の特徴は急性期医療の充実を目指した予防医療から社会復帰・家庭復帰までの一貫した継続医療であります。自己完結型医療と地域支援型医療の両立を目指し、民間病んならではの視点で、地域に信頼される病院へと一段の進化を祈念しております。

筑波記念病院 院長 長澤俊郎