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スタッフ
部門の概要
患者さまのための検査
患者さまが安心して検査を受けられるよう、患者さんの検査に対する、不安、疑問に対し、説明し、検査を納得して受けていただくように努力しています。 より高度な正確な画像情報提供を 私たち診療放射線技師は、より高度な画像情報を提供するために、広い知識と高度な技術を身につけるよう努力を惜しみません。 ◆装置紹介
病院(病棟、救急部門) 一般撮影装置:1台 X線CT装置(64列):1台 スペクト(シングルフォトンエミッションCT):1台 MRI装置(1.5T):1台 血管撮影装置:1台 心臓カテーテル装置:1台 マンモグラフィ撮影装置:1台 超音波(エコー)装置:3台 透視撮影装置(DR):1台 ポータブル撮影装置:3台 つくばトータルヘルスプラザ(健診部門) 一般撮影装置:1台(胸部撮影) 透視撮影装置(DR):3台 放射線技師が携わる腹部、乳腺エコー装置:2台 胸部撮影検診車(CR):1台 胃透視検診車(DR):1台 筑波総合クリニック(一般外来部門) 一般撮影装置:2台 X線CT装置(ヘリカル):1台 MRI装置(1.5T):1台 透視撮影装置(DR):1台
各検査の説明
1.胸やおなか、骨などの一般撮影検査
X線(レントゲンとも言います)を用いた写真撮影を行います。X線には物質を透過する性質とフィルムを感光する性質があるので、体内を通り抜けたX線が体の内部の情報をフィルムに焼きつけ、X線写真(ネガ)となります。フィルム上ではX線が透過しやすいもの(空気など)は黒く、逆に透過しにくいもの(骨など)は白く写ります。一般撮影には主に胸・腹部撮影、骨撮影の2種類があります。当院においては、CR(Computed Radiography)システムを使用しており、画像をデジタル化することにより、写真の濃度やコントラストを変化させるといったコンピュータ処理が可能になり、従来のアナログ画像より診断しやすくなっています。病室や手術室では、ポータブル撮影装置で撮影を行います。 《 特殊な撮影 》 ※乳房X線撮影(マンモグラフィ) 乳房のX線写真のことで、マンモグラフィと呼ばれています。乳房の大部分は乳腺と脂肪組織で構成されているためエネルギーの低いX線を用いて撮影します。撮影の際は乳房を圧迫固定して撮影を行います。圧迫することによって乳房の厚さを均一にし、ボケの少ない画像を得ることができます。また圧迫することによって被ばく線量を減らすことができます。触診ではわかりにくい病気やしこりを見つけることができます。 2.胃や腸のバリウムを使う消化管の検査
消化管の検査には胃と大腸の検査があります。胃や大腸は、骨のようにX線写真には写らないので、X線写真によく写るバリウムを胃や大腸の内側に付着させてから、写真を撮影します。(A) 胃の検査
皆さんが、胃の検査と聞いて思い浮かべることは、バリウムは飲みづらく、発泡剤はすっぱく、左右がわからなくなるほどグルグル回転して、逆さまにされて、ゲップを我慢してと、大変なことばかりだと思います。しかし、それにはいろいろな理由があるのです。 (ア)バリウム
(B)注腸検査 最初に説明しましたが、胃をX線写真に写るように飲んでいただくものです。飲みづらいとは思いますが、最近のバリウムはサラサラして量も少なめです。 (イ)発泡剤とゲップ 発泡剤は水と一緒になると空気を発生させます。だから、胃が膨れてゲップが出やすくなります。なぜ膨らませるかというと、胃の中には、ひだがあってそれを伸ばしてよく見るためと写真にコントラストを付けるためです。ゲップをしてしまうと、胃がしぼんでしまって小さな病気が隠れてしまったり、よい写真が撮影できなくなったりします。大変ですが、ゲップが出そうになったら、生唾を飲み込んでがまんしてください。 (ウ)逆さま ゲップを我慢しながらの、逆さま(逆傾斜)は大変です。しかし、この体位でなくてはどうしても撮影できない部位があるのです。それは、胃の前側(前壁といいます)。落ちないように、しっかり手すりを握って下さい。 (エ)回転 バリウムを胃の全体にまんべんなく付着させるために回転してもらいます。そして、反対方向に回転してしまうと、バリウムが小腸に流れでてしまい、それが胃と重なってしまうのできれいな胃の写真が撮れなくなってしまいます。あわてないで、技師の指示をよく聞いて下さい。 注腸検査というのはお尻からバリウムと空気を入れて大腸の病変の有無を見る検査です。方法は、まずお尻からバリウムを入れたあとに空気を入れていきます。大腸の長さは通常の方で1.2から1.3メートルあります。体位変換によりバリウムを大腸の一番奥、つまり大腸と小腸のつなぎ目まで運びます。その時にお腹が張ってきますが、リラックスしていて下さい。次にバリウムを大腸によく付着させ撮影していきます。人によって違いますが検査時間は20分から30分ぐらいです。 注腸検査の場合一番重要なのが前処置です。それは大腸の中を空にして便をなくすということです。そのため食事制限(注腸食)と下剤を服用してもらうのですがトイレに5〜10回以上行くことになるのでちょっと大変です。しかし、これをきちんとやっていただかないと、お腹に便が残り診断の妨げになるので、病院の指示を守って下さい。また、注腸検査では検査による痛みはほとんど伴いませんので、安心して受けて下さい。 3.X線CT(Computed Tomography)検査
[ 原理 ]
身体の撮影断面に多方向から幅の狭いX線ビームをあてて、透過したX線の分布をコンピュータで計算し画像化しています。 [ 撮影方法 ] 大別すると、造影剤を使用して撮影する造影CTと、造影剤を使用しない単純CTに分けられます。造影CTは単純CTに比較して臓器間の区別や血管、臓器内の病気など明確に写され、診断評価の高い画像を得ることができます。 [ 実際の検査 ] 寝台に寝ているだけで簡単に撮影できますが、撮影する部位によっては息を止めていただく場合があります。1回の息止め時間は長い場合でも数十秒程度です。 造影CTの場合は撮影の前に造影剤を注入します。 当院(高機能医療センター)にあるCTは64列のマルチスライス(Multi Detector Row CT)という新しい原理の装置です。より短い時間でより広い範囲を撮影できます。この装置では従来よりも精密な検査が可能で、また息止めの時間が短縮され検査を受ける方の負担が小さくなりました。 [ 造影剤について ] 造影剤とは画像診断の検査に用いられる薬剤でいろいろな種類があります。CTで用いられるのはヨード造影剤と呼ばれるもので、X線を吸収しやすく(写真によく写る)、尿中に排泄される(体内には残らない)などの性質を持っています。またごく稀に副作用が起こる場合があります。その症状は発疹、かゆみ、気分不快などで、発生の時期も造影剤を注射しているときから、検査後2〜3日経過してからとさまざまです。 [ 検査を受ける際の注意事項 ] 造影CTにおいては喘息、アレルギー体質、腎臓病の方、過去に造影検査で副作用が起きた方、などは申し出て下さい。 4.超音波(エコー)検査
人体には無害な超音波を体表面より目的臓器に向けて入射させると、密度の異なった各組織の境界で超音波が反射(エコー)されます。この反射(エコー)が返ってくるまでの時間と、その強さを受信し、強い部分は明るく、反射(エコー)が返ってくるまでの時間が遅い部分は暗く表示し画像にする検査です。腹部臓器(肝臓、胆のう、腎臓、膵臓、脾臓、膀胱)や表在臓器(甲状腺、乳房など)を多方向から苦痛なく検査することができます。 検査方法は、寝台に仰向けに寝て検査部位にゼリーを塗り、そこへ探触子(超音波を出し、エコーを受信する小さな装置)を当て、必要に応じて体の向きを変えて画像を撮ります。 検査時間は、検査目的部位により異なりますが、およそ15分から20分です。 5.MRI(磁気共鳴断層撮影)検査
MRIとはMagnetic Resonance Imagingの略称で、強い磁石と特殊な電波(ラジオ波)の力により人体内部の断層写真を得ることができる検査です。簡単に原理を述べると、人体の主成分は水であり、たくさんの水素原子から成り立っています。その水素原子はそれぞれに小さな磁場を持っており、強い磁場内(当院の装置では1.5T[1T=10,000ガウス]です)に置かれると人体のもつ水素原子の磁場方向が揃います。このような状態で特定の周波数を持ったラジオ波を照射するとラジオ波と水素原子は共鳴して信号を発します。この信号を受信してコンピュータ処理し、人体の断層像としたものがMRI検査です。よって、水素原子の少ない部位(例・肺・骨など)には、MRI検査は一般的に不向きと言えます。 また、撮像に数分かかるため静かに寝ていられない人には不向きです。 しかし、MRI検査は強力な磁場とラジオ波を使って画像にするためX線撮影やCT検査と違い放射線による被ばくがないことや、体を動かすことなくいろいろな方向からの断層像が得られます。いろいろな方向から断層像が得られることは病気の箇所を立体的に捉えられ、撮像方法を変えることにより病気の質を評価できます。また、造影剤を用うることなく頭の血管などが容易に撮像できる利点もあります。 検査によっては、MRI専用の造影剤を注射したり飲んで検査します。 ※注意※ 以下の患者さんはMRI検査ができない場合があります。 ・心臓ペースメーカーやその他の電極を身につけている方 ・体内にクリップや人工関節など金属が埋め込まれている方 ・妊娠している(もしくは可能性のある)方 ・戦争などで銃弾や破片が入っている(または可能性のある)方 ・閉所恐怖症の方 また、MRI室内にも強力な磁場が発生していますので、入室の際にはキャッシュカードや鍵などの金属類はあらかじめ外してロッカーに保管しお入りください。何かご不明な点は、担当者にお尋ねください。 6.血管造影検査
<血管造影検査とは?>
私たちの体を養うために、全身に血液が流れています。その血液が通る血管は、胸部の大血管以外は、そのままではX線には写りません。そこで、血管の中にカテーテルという細い管を入れ、そこから造影剤を注入し、血管の走行・形態・血液の流れの状態を1秒間に1〜60コマものスピードでX線デジタル画像を撮り、血管あるいはその周辺臓器の病変を見つける検査です。最近では、血管造影を病気の治療に応用することが盛んに行われています。 検査・治療の際、カテーテルの穿刺部位(多くは右大腿付け根、場合により肘・手首)に局所麻酔をしますが、頭・胸・腹部を切開することはありません。検査治療後は6時間程度の床上安静、翌日から歩行可能で傷跡はほとんど残りません。 <血管造影の目的> 閉塞性血管病変の部位と側副血行路の同定 閉塞性血管病変の部位・程度・循環障害を補うための側副血行路の発達と方向の評価。 腫瘍の循環動態と組織診断 動脈瘤・動静脈奇形などの部位と循環の評価 出血部位を造影剤の漏出にて把握する。 現在では、血管分岐の末梢までカテーテルを進めて造影する超選択的血管撮影の発達により、診断のみでなく、外傷による出血、出血を伴う病変での止血、血栓による血管閉塞に対する溶解術、狭くなった血管や詰まってしまった血管に対しバルーンカテーテル(風船のように膨らむ特殊な管)で血管を拡張させる血管形成術、腫瘍などへの血流を止めてしまう血管塞栓術、カテーテルを腫瘍近くの血管まで挿入して直接薬を流す動注化学療法、動脈内持続注入用カテーテル留置術(リザーバ留置)などと治療的応用へと発展しています。これにより患者さんの全身的な副作用の軽減に役立ち、外科手術に比べて治療時間も比較的短くて済み、IVRの有効性はさらに高まっています。 7.核医学(RI)検査
放射線の検査に使われる薬には、造影剤のほかに、その薬剤自体が放射線を出す放射性医薬品があります。その薬は、体内に入ると(主に注射で)肝臓や心臓とかの特定臓器などに集まる性質を持つように作られています。放射線を出している薬ということで、不安を感じるかもしれませんが、身体が受ける放射線の量は少なく、CT検査などで使われる造影剤に比べると副作用もごく稀です。また、大半の検査が注射をして横になっているだけで済みますので、苦痛もほとんどありません。この検査は、放射性医薬品を投与し、その臓器などに集まったタイミングをみはからって、専用のガンマーカメラという装置で検出して、その臓器の働きとか病気の有無などをみる検査です。当院では、2検出器型ガンマーカメラ装置(スペクト:シングルフォトンエミッションCT)によって、断層像を得られるほか、コンピュータで画像を処理することにより、臓器の血流量や動きなどの働きについて詳しく検査しております。 検査実績
◆筑波記念病院 (2009.4〜2010.3)
◆筑波総合クリニック (2009.4〜2010.3)
◆つくばトータルヘルスプラザ (2009.4〜2010.3)
学会認定資格
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 7名
超音波検査士 消化器領域 4名 〃 体表領域 4名
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