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◎筑波記念会で学んだこと 〜セラピストとしての基盤作り〜

 私は、2年間、筑波記念会に勤務させて頂きました。在職中は「入院部門」「外来部門」併設の介護老人保健施設における「入所部門」そしてリハビリテーション部卒後研修協力施設(北海道弟子屈町)にて、「通所リハビリテーション(デイケア)」及び「訪問リハ」事業に従事させて頂きました。まさに急性期から維持期・慢性期そして在宅支援まで、幅広い貴重な経験をさせて頂きました。その中で数多くのことを学ばせて頂き、セラピストとしての基盤形成ができたと思っております。
 代表的な何点かに分けて簡略に述べてみたいと思います。

  1. セラピストとしてのマクロ的な(演繹的な)視点
    上記のような幅広い経験の中で、「急性期からみる在宅支援の役割」そして「在宅からみる急性期医療の役割」といった双方向の視点を学ぶことができました。これは、例えば病院勤務の場合、とかく院内リハビリテーションという枠組みのみで自分の仕事(セラピー)を捉えがちになってしまうという傾向が(特に経験の浅いうちは)無きにしもあらずかと思いますが、上記のような幅広い経験をさせて頂いたお陰で、セラピストとして今自己が果たすべき役割、求められる役割といったマクロ的な(演繹的な)視点を得ることができたと思っております。
  2. 他職種とのコミュニケーション
    ドクター、ナース、他のコ・メディカル…、数多くの職種の方々がいらっしゃいます。それぞれの専門性を生かしながらも、独善的にならないようにするためには職種間のコミュニケーションが重要なことは言うまでもないことだと思いますが、あらゆる職種が勤務する筑波記念会の中で、常日頃から、そういったコミュニケーションが求められ、実践する中で、狭小的なセクショナリズムから脱却することができたのではないかと思います。
  3. 医療サービス、接遇面
    患者様、そしてご家族の皆様との話し方・接し方(言語的・非言語的)など、サービスとしての対応・心構えを学ぶことができました。特に経験の浅いうちに、徹底してそのような態度を身につける努力をしたことはとても大きく、医療従事者としてのみならず、一社会人としてのスキルアップにつながったと思っております。

 以上、代表的な何点かについて簡略に述べました。もちろん、まだまだ経験が浅く未熟なセラピストではありますが、筑波記念会で学んだ多くのことを自身の糧として、今後も研鑽に励んで参りたいと思っております。

介護老人保健施設サンフラワー東海
作業療法士 佐郷谷義明