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#02:介護老人保健施設研修レポート 理学療法士 八月朔日 千秋
2004年6月から11月の6ヶ月間にわたり当院併設の「介護老人保健施設つくばケアセンター」においてリハビリテーション(以下、リハビリ)業務を中心とした業務研修を行いました。
ケアセンターでの研修では、通所及び入所利用者へのリハビリを3ヶ月ごとにローテーションし、経験しました。主な業務内容としては、施設利用者に対する個別リハビリ・集団リハビリ、介護士等への介助方法の指導・リハビリの指導を行いました。また、リハビリ業務だけでなく、相談員・看護師・介護士など他職種を交えてのケースカンファレンス、通所利用者の送迎助手、毎月1回行われるイベントへの準備・参加等も経験しました。
それまでは当院入院患者の担当として、脳外科班、整形外科班、内科外科班の担当を一通り経験した後の研修でしたので、各疾病に対するリハビリ経験はありましたが、ケアセンターでの業務は私の老健施設や介護保険制度に対する知識不足から慣れない点も多くありました。
業務を行う上で入院担当時には経験できなかった事がいくつかありました。まず、病院では一対一の個別リハビリ診療が基本であったのに対し、老健では集団リハビリやレクリエーションも行いました。またリハビリスタッフが限られたケアセンターでは理学療法のみでなく、作業療法や言語聴覚療法の要素を取り入れたリハビリを行わなくてはならないこともありました。急性期・回復期が多い病院に対し、慢性期・維持期となった利用者へのリハビリ内容を検討することも行いました。限られた時間の中でより多くの利用者に対しリハビリを実施し、効果を狙う為に新たな方法を導入しその効果の検討も行わせていただきました。
今回の研修で、老健におけるリハビリのあり方とその方法を身を持って経験することができました。利用者が背負う障害と現在の生活状況を踏まえた上で、適切なリハビリを提供していくことの難しさを感じました。また、リハビリに最適な環境が整い、他種のスタッフの揃った病院がいかに恵まれた環境であったかを再認識しました。現在は再び入院業務の担当となりましたが、ケアセンターでの経験から、以前とは違った視点で入院患者の方向性を検討する目を養えたように感じています。研修での貴重な経験を活かし、今後の業務に反映させていけるよう努めていきたいと思います。
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