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#03:筑波記念病院での実習を終えて

 筑波記念病院での9週間の実習では、バイザーの先生だけでなくたくさんの先生方にお世話になりました。臨床実習ということで最初は緊張でいっぱいでしたが、先生方が親切に指導してくださったので、とても楽しく充実した実習期間を過ごすことができました。

 今回の実習で一番印象に残ったことは、病院が大きくリハビリスタッフの方も大変多くいらっしゃるということです。さまざまな疾患の患者様が入院または通院されており、超急性期から慢性期までリハビリの幅が大変広い病院なのだと驚きました。ICUでベッドサイドでのリハビリを見学させていただいたり、長期療養病棟では維持期・慢性期とよばれる患者様の自宅復帰、施設入所に向けたリハビリを学びました。どんな疾患でも、どんな時期においてでも、リハビリテーションは必要とされており、また患者様の機能的予後、ADLに大変重要な役割を担っている責任の重い仕事だということを、改めて実感しました。

 実習中は、常にバイザーの先生について治療の見学をしていたので、質問がある時はすぐに聞くことができ、その場で丁寧に説明してくださいました。私が担当した症例の評価・治療の際にも先生がその場で逐一指導してくださいましたので、教えていただいたことがすぐ頭に入り、患者様に対してもその場ですぐに実践することができました。治療中に疑問に思ったことをその場で先生が患者様に接して確認しながら指導してくださったので、本当に心強く感じました。

 筑波記念病院では、スタッフの方々が多いだけでなく、いろいろな学校の実習生が10人以上もいるということが印象的でした。今まで他の学校の学生と話す機会がなかったので、相談にのってもらったり、いろいろな話を聞くことができて、とてもいい刺激を受けました。

 実習中一番の驚きだったことは、原則実習生を16時には帰宅していいという方針を示していただいたことです。元来臨床実習とは、治療・見学を行った後にフィードバックを行い、帰宅が夜遅くになってしまうのが普通だと考えていました。それを、他県からやってきた実習生の生活の負担などを考慮して、16時には帰ってよいことにしてくださいました。16時に帰るという権利をいただいたことは、翌日の実習に向けての準備を十分に行う義務を負うということであり、実習生一人ひとりの自主性を尊重してくださったということだと思います。16時を過ぎてからは、引き続きスタッフの治療を見学させていただいたり、残ってカンファレンスに参加したり、リハ室内にある本で調べものをしたり、大学の図書館に寄って文献を探したり、家で勉強したりと、実習中の時間の使い方の選択肢が広がり、また体調を崩すこともなく大変充実した毎日を過ごすことができました。

 このように筑波記念病院で実習させていただいたことで、多くのことを学ぶことができました。そして何よりも強く感じたことは、スタッフの方々がとても生き生きと楽しそうに働いているということです。この仕事に自信と誇りを持ってやりがいを感じながら働く姿を見せていただいたことで、私もPTとして働く喜びを感じることができました。本当にありがとうございました。

茨城県立医療大学理学療法学科4年 小笠原瞳

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