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卒後臨床教育・研修プログラム
  当部門では、新人教育においてバイザー制度を採用しています。就職1〜3年目は、原則として臨床経験のある先輩理学療法士の指導のもと、院内での臨床診療を中心に行います。3年目からは院外の研修協力あるいは関連病院・施設での研修を必要に応じて行うことがあります。随時、小児および訪問理学療法、健康増進施設における理学療法教育・研修を盛り込みます。

■プログラムの目的と特徴

目的
 プライマリ・ケアに対処し得る第一線の理学療法士、あるいは高度の専門理学療法士のいずれを目指すにしろ、理学療法士として必要な基本的心構え、基礎的知識と技能の習得を図るとともに、集学的アプローチの重要性を理解させ、理学療法士としての最も望ましい態度を身につけ、チーム医療に基づくインフォームド・コンセントあるいはインフォームド・コオペレーションを含んだコアとなる幅広い理学療法の実践を指導します。なお、地方会などでの年1回の症例・研究発表、論文作成を必修の目標として指導します。

特徴
 筑波記念病院リハビリテーション部を中心とし、医学博士学位取得かつ専門理学療法士である卒後研修総責任者および保健学・理学療法学修士学位取得理学療法士、専門理学療法士あるいは日本理学療法士協会新人教育プログラム修了理学療法士を中心とした指導のもと、約5年間かけて入院・外来および併設介護老人保健施設における理学療法をローテーションして急性期・回復期・維持期の全ての病期を研修する方式です。
 さらに理学療法士養成校の実習指導を階層的に行い、指導能力も身につけます。必要に応じ、訪問理学療法や健康増進施設における理学療法研修も実施し、5年間の研修終了時には、筑波記念会認定療法士(仮称)として位置づけ、その後は、希望に応じて高等教育機関での専門研修や法人外協力病院・施設での地域医療ならびに理学療法研修を実施するシステムです。
 また、従来からの各科専門医による指導に加え、リハビリテーション科専門医による週1回のベッドサイドティーチング、毎日行われる専門理学療法士によるベッドサイドティーチングも特徴です。

■研修ローテーション例
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
1年目 卒後
初期研修
入院急性期副担当
(主として中枢神経疾患T)
入院急性期副担当
(主として中枢神経
2年目
疾患U)
入院急性期副担当
(主として整形外科疾患)
入院急性期副担当
(主として一般内科) 
3年目
入院急性期副担当
(主として一般外科)
入院維持期担当
(療養病棟)
4年目
外来リハ担当
(小児リハ含む)
入院回復期担当
(回復期リハ病棟)
5年目  
介護老人保健施設
通所・入所担当
訪問リハ
法人外施設研修

 上はあくまでも一例です。研修は卒後初期研修、入院・外来研修を必修とし、その期間などについては卒後研修総責任者との話し合いによって決定します。卒後初期研修には、法人新入職員研修を含みます。外来・通所・入所・訪問リハ研修時には入院患者の担当は行いません。1年目は回復期リハ病棟を除く入院急性期リハの研修を主とし、外来ならびに老健研修は2年目から開始します。回復期リハ病棟研修は3年目以降に予定します。訪問リハについては3ヶ月程度の研修の予定です。(通所・入所リハ研修の研修感想文はこちらをお読みください。)

■研修終了後の進路
 基本的には継続してさらに高度な研修を行い、日本理学療法士協会認定の専門理学療法士の資格を得るために修練します。また、希望とする分野への配属を検討し、管理者・指導者としての研修を開始します。近隣に筑波大学や茨城県立医療大学がありますので研究や学位の取得を目指すこともできます。あるいは、併設および協力・連携病院・施設に出向・転籍することもできます。

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