リハビリテーション部

特定非営利活動法人 茨城県訪問リハビリテーション協議会

第16回 事例検討会

2010年1月29日掲載

日時 平成22年1月29日(金) 19:00~
場所 総和中央病院 デイケアセンター 2階ホール(茨城県古河市)
テーマ ALSの利用者に対する訪問リハビリテーションについて
発症から人工呼吸器装着後、在宅療養と一連の経過をたどったALSの利用者の訪問リハビリで経験した事を踏まえ、今後のチームアプローチにて検討していく。

総合討論

  1. 訪問リハビリの役割(具体的なリハビリ内容、他職種との連携)について
  2. 今後予測される問題点、現在の在宅生活においての改善点

結果

グループ毎(6グループ)に検討事項を発表

身体機能面では、四肢の拘縮予防、呼吸機能の維持、筋力の維持に対するリハビリを中心に進めるという意見が多数上がった。現在、口腔ケアは妻の介護にて行っているが、今後はST介入による口腔機能評価等、QOLとしての口腔摂取の可否を判断する事も提案された。コミュニケーション面では、社会との交流を促進し、本人・家族ともに孤立化を予防していく必要性を感じられ、体位変換・車椅子乗車方法等の指導・助言の為に、リハビリ・看護師・ヘルパー共同での訪問を提案された。緊急時やレスパイトでの入院時には、対応方法の統一化にて、本人・家族との信頼関係を築いていく。
今後予測される問題点としては、家族、特にキーパーソンである妻の介護疲れについての意見が多く、第一に福祉機器の導入による介護量の軽減(ポータブルリフト、等)が挙げられた。また、QOL向上のためにボランティアの導入も有効と思われた。コミュニケーションツールの今後としては、身体機能低下を予測しスイッチの種類の検討、表情筋の萎縮遅延を図ることが必要と考えられた。
以上、各自、進行性疾患の知識を高め、症状の進行を予測した上での機能訓練、臨機応変な環境設定が必要と思われる。また、第一に他職種との情報共有・対応方法の統一化にて、本人・家族との信頼関係を築くことが、なにより重要であると再確認した。

参加者 会員 35名(うち新規会員16名)  非会員1名   計 36名
施設数 8
筑波記念病院  やすらぎの丘温泉病院   石岡市医師会病院   総和中央病院   つくばケアセンター訪問 リハビリテーション   訪問看護ステーショ ンいしげ  訪問看護ステーション サルビア   介護老人保健施設 境町メディカルピクニック
職種 PT 19名 OT 14名 ST 3名

(文責:医療法人 仁寿会 訪問看護ステーション サルビア  久保田淳)

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