リハビリテーション部

特定非営利活動法人 茨城県訪問リハビリテーション協議会

第27回事例検討会

2013年2月 5日掲載

日時 平成24年1月13日(金)19:00~20:30
場所 小山記念病院 2F会議室
テーマ ①震災時の当院訪問リハビリテーションにおける課題
東日本大震災時の当院の訪問リハビリテーションの状況を報告。参加者とその時の状況・その後実施した対応について意見交換を行う。

②事例検討「全身状態が不安定な利用者に対する支援と連携」
全身状態が不安定な利用者の症例報告を行い、グループワーク形式で意見交換を行う。

結果

①では、茨城県内各地の地震発生時の状況を知ることができた。また、「ハザードマップを確認し、携帯するようにした」、「連絡網にメールアドレスを追加した」など、今回の震災を経験した上で、職員の安全を確保するための工夫や、連絡方法の確保のための工夫を知ることができた。

②では、全身状態が不安定であるため、家族が過保護となってしまい、さらに、本人もあまり体を動かすことに積極的でないため、徐々に活動量が低下、廃用状態になっている利用者に対して、どのような介入をすることが可能かをディスカッションした。
また、主治医と連携し、適切な介入をするためには、どのようにすべきかについて、意見交換をした。

活動量を増やすための工夫

  • 利用者が男性であるという点に着目し、男性が好みやすい働きかけをする
    「具体的な数値で目標を設定する」、「(平均的なデータなど)他者との比較をして、現状を実感してもらう」など
  • 体を動かした、何かを行ったことに対する他者からのフィードバックを受けやすくなるように働きかける
    「写真を撮って、他の人に見せる」など
  • 妻と一緒に行う活動を提案する
    「買い物に行く」、「DVDを借りに行く」、「映画を見に行く」など、

その他の意見

  • 家族や本人が「現状を変えなければよくないのだ」と実感するまで、待つことも必要

主治医と連携をするための工夫

  • 普段から連絡をする機会を増やしたり、顔を合わせる機会を作り、何かあった時に速やかに相談できる環境にする

グループワークでは、上記を中心に様々な意見があがった。よりよい生活を送ってもらうためには、利用者や家族の心を理解し、気持ちを引き出す工夫が重要である。また、様々な医師と連携する必要がある「訪問リハビリテーション」では、日頃からの繋がりが大切であり、そのための働きかけを積極的に行っていく必要がある。

参加者 会員22名(新規会員2名) 非会員14名 計36名
施設数 13
職種 理学療法士・作業療法士・看護師・看護支援専門員・教員
懇親会 10名
事例検討会の様子①
事例検討会の様子①
事例検討会の様子②
事例検討会の様子②

(文責:小山記念病院 永坂府子)

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