リハビリテーション部

特定非営利活動法人 茨城県訪問リハビリテーション協議会

第30回事例検討会

2013年2月 5日掲載

テーマ 医療・福祉職が考える理想の地域社会 -「老い」「閉じこもり」「well-being」をkeywordに-
日時 平成24年7月25日(水)
場所 イーアスつくば イーアスホール

総合討議

討議①老いについて

加齢とともに自分の能力と意識にギャップが生じた時に「老い」を感じるのではないか、という意見が出た。また、生き方について「家族」と「本人」の思いにギャップがある点にも焦点があてられた。例えば、長生きを求める家族・迷惑をかけるだけという本人の思いは、医療・福祉職の誰もが直面する問題といえる。「老い」「生き方」「終末期」についての家族の思いを含めて、多面的に意見交換できた。

討議②閉じこもり-社会環境、社会資源、社会参加について

閉じこもりそのものを悪とせず、娯楽やサービスは「社会が近づく」という発想が聞かれた。また。また、書類がなく気軽に頼めるサービスや、訪問リハのお試しサービス、利用者が創出したサービスを提供する団体が挙げられた。社交場としてカフェ・高齢者向け商業施設(デイケア機能あり)や、経済・福祉・医療が「街」として機能する施設、オリンピックや社会交流促進への企画(合コン・居酒屋デイ・スイーツデイ)、ITを利用したバーチャル体験や社会交流、高齢者の働く場所の提供など多くの意見が出た。

討議③well-beingについて

よりよく生きる為に必要なものとして、地域社会や全年代の交流を持てる「場所」、自分でコントロールできる社会制度(定年・年金制度など)や経済的な安定、移動手段を含めた「バリアフリー」、生涯現役でいられるような「職業」「役割」の創出を中心に意見が出た。地域差がある中でも工夫をしていくことで達成できることも多くあると感じた。

総括

全体に共通している事は、失うことが多くなる老年期でも、社会の一員として尊重され、存在意義を持てる事を意識している事といえる。現状のサービスではできない事も、我々が意識を変え、工夫していく事で達成できる事もあると思う。大きな目標を達成するには、小さな一歩の積み重ねが必要である。少し角度を変えてリハビリテーションを眺めて見るのはいかがだろうか。

第30回事例検討会の様子
第30回事例検討会の様子

文責 第30回事例検討会 担当事務局:牛尾病院
担当:中園・阿部

茨城県指定地域リハビリテーション研修推進支援センター 茨城における小児の発達を支える地域リハビリテーションを考える会 茨城の訪問リハビリテーションを考える会
筑波記念病院 筑波総合クリニック つくばトータルヘルスプラザ メディカルフィットネスセンター フェニックス 介護・ケア 臨床研修プログラム 筑波記念病院 看護部 リハビリテーション部 記念樹つくば