リハビリテーション部

特定非営利活動法人 茨城県訪問リハビリテーション協議会

第36回事例検討会

2013年8月 2日掲載

テーマ 介護サービスを利用する日中独居高齢者の心理的・環境的因子について
日時 平成25年8月9日(金)開始18:30~20:00
場所 牛尾病院

調査報告

  1. 訪問リハビリテーションを利用する独居高齢者、同居高齢者にアンケート調査し、独居高齢者にみられる傾向を比較検討した。
  2. 結果として、独居高齢者は介護度が比較的軽く、介護保険サービスへの理解が良く(利点・欠点)やサービス利用について自己決定している方が多かった。また、趣味を持ち、通院・通所を含め、外出機会が多かった。人生観・ソーシャルサポート・ソーシャルネットワークにはあまり差がなかった。
  3. 独居高齢者は日常生活を継続するため常に意思決定をする必要がある。また、他者交流も選択的に行えるため、余暇を趣味や外出で充実させている事がわかる。これらから、意思決定における性格要因や他者との接触頻度や関わり方などが関与する可能性がある。

討議

独居・同居の選択は、個人と家族の歴史や複雑な因子が関与するので、制御は出来ない。性格やこだわりが多く見られる事が経験的にはわかる。その為、生活の色々な側面に関わってこそ、わかる事もある。Pトイレ掃除や部屋掃除、ストーブの給油、趣味に関わるなど、介護保険サービスの枠にとらわれない関わりも重要である。

訪問リハでは、土地特有の悩みやサービスの量や認知度により、地域差もまだまだ存在する。この点は本会活動が1つの力となればと望むばかりである。また、専門職としてのサービス提供と、人と人の関わり合い、どこまで踏み込むかにジレンマを感じている事も知ることができた。また、死生観・倫理教育の必要性も認識していた。現場の迷いと真剣に向かい合える「場」の創作が重要になると、今後の課題を認識できた討議となった。

参加者 会員 6名(新規会員1名) 非会員10名   計16名
施設数 7
職種 P理学療法士 9名  作業療法士 5名  その他 2名
36回事例検討会
36回事例検討会

文責:牛尾病院 中園徳生

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