リハビリテーション部

教育・研修体制

人材育成方針

当院の基本理念に則り、各々の立場に相応した役割と責任を果たせる自律したセラピストを育成する リハビリテーション部では,上記の人材育成方針の下,入職時から「課題研修」「職種別研修」「部門研修」といった種類の違う研修の機会を設けています。

教育・研修体制イメージ

課題研修

「医療人として必要な知識・技術の研修」「外部講師による講演」など一年完結型の研修。

2017年度実績
8月 「ウォークエイド研修会」
講師:池田和正 所属:帝人ファーマ㈱ 新医療機器推進班 運営推進グループ
9月 「呼吸理学療法手技の理論と実際について」
講師:田上未来 所属:植草学園大学/植草大学短期大学
10~12月 「茨城シーティングセミナー」 全5回
講師:山崎康広 所属:㈱アクセスインターナショナル
12月 「PT・OT・STのための姿勢や呼吸をベースにした摂食・嚥下リハビリテーション」
講師:小掠脩 所属:リハビリテーションの「モグネット」
3月 「患者さんとより良い関係を築くために~こころがけたい援助のポイント~」
講師:大塚文 所属:広島文化学園大学看護学部 看護学科教授
講師:佐々木千穂 所属:熊本保健科学大学保健科学部 リハビリテーション学科准教授

職種別研修

リハビリテーション部ではPT,OT,ST各職種とも分野を問わず活躍できる療法士を育成するため、定期的に各診療チームを担当するジョブローテーションシステムを導入しています。おおよそ3年から5年で急性期医療から地域生活までの一連のリハビリテーションを経験することで、患者さんが辿る経過を俯瞰して捉えられるようになり、適宜適切な専門的アプローチを実践できる能力を身につけることを目的としています.基本は日々の臨床活動の現場で行われる直接的,間接的な指導教育とし,各診療班での勉強会や職種別の勉強会・研修会を行っています.幅広い様々な経験から、自らの専門性や得意分野に気がつき、新人の頃に思い描いていたものとは違った分野で活躍する者も少なくありません。

それぞれのチームは、屋根瓦式教育体制となっており臨床現場での指導やディスカッション、ミーティングでの情報交換、チームでの症例検討会、勉強会などが適宜行われることで、絶えず臨床内容の吟味が行われています。

2017年度実績

各診療班における勉強会は,延べ197回

< 理学療法士,作業療法士,言語聴覚士のローテーション例 >
< 理学療法士,作業療法士,言語聴覚士のローテーション例 >

  • ・PT/急性期A:脳血管疾患診療班、急性期B:消化器外科疾患診療班、急性期C:循環器疾患診療班 急性期D:腫瘍やがん患者の診療班、急性期E:消化器内科疾患診療班、急性期F:整形外科疾患診療班
  • ・急性期:急性期の患者の診療班、療養:療養病棟の診療班、回復期:回復期リハ病棟の診療班
  • ・外来部門、訪問リハ部門、老人保健施設の入所・通所部門は、随時配属もしくは研修として経験する

診療班のイメージ

部門研修

リハビリテーション部内における年代別の研修で,各年代の目標達成に必要と思われる内容としています。1年目は初期研修,2・3年目は前期研修,4・5・6年目は中期研修,7年目以上は後期研修期間としています。

初期研修(臨床経験1年目)

下記目標を達成すべく入職後2ヵ月間,法人全体の法人内研修に引き続き,講義・実技演習,実際の臨床場面での臨床指導や客観的臨床能力試験などの「新入職員プログラム」を実施します。その後は,1年間で適宜,学術発表の仕方や学生指導の心得等の研修を行っています。

研修目標
  • ① 4月末で、社会人や医療人としての接遇を理解し、行動に移せる
  • ② 5月末までに配属先での業務を助言のもと遂行できるようになる
  • ③ 12月までに基本的診療と一般的な業務が必要時の助言のみで遂行できるようになる
  • ④ 3月までに新2年目として、1年目の指導を行う能力を身につける
4月 5月 6月 7月 8月 9月
新入職員プログラム 所属班での診療業務
PreOSCE 講義 臨床指導Ⅱ Post
OSCE
臨床見学 臨床
指導Ⅰ
成長提案
プロジェクト
ポートフォリオの演習・実践
実践研修 学術に関する
研修
新人プログラム・認定/専門 ヒヤリハットの
情報共有
10月 11月 12月 1月 2月 3月
所属班での診療業務 所属班での診療 ローテーション 所属班での診療
リスク教育 課題発見
プロジェクト
コンピテンシーディクショナリー作成 成長確認
プロジェクト
問題解決プロジェクト 「2年目に向けての心得」研修
つくば地域リハセミナーでの症例発表
  • 1) 講義 部内規則の共通認識を得る.診療に必要な知識を身につける
  • 2) 実践研修 診療に関わる基本技術を習得する
  • 3) 臨床見学,指導 CCSで現場の業務や診療の実際を目的も踏まえながら理解し実践する
  • 4) OSCE 新人自身が臨床能力を把握し,自己の課題や今後の目標設定に役立てる
    新人の臨  床能力を把握する
  • 5) 学術に関する研修 年度末に行われる地域リハセミナーや県士会の発表までの流れを理解する
  • 6) 「2年目に向けての心得」研修 新人指導の方針、学習のプロセス、指導者の役割を理解する

※自ら学ぶ意識を持つために、参加型の研修へと移行していく
「教える-学ぶ」 新人が自ら学ぶような研修にする
ローテーションを契機として新人研修プログラムのまとめを行う

前期研修(臨床経験2・3年目)

目標
  • 学生指導(評価・測定実習)ができるようになる
  • 住宅への訪問指導が独立して行えるようになる
  • 新人への指導ができるようになる
  • 県士会での発表をする

【Advanced OSCE:客観的臨床能力試験】
臨床経験3年目の最期に,模擬患者に対し院内評価者、外部評価者による臨床能力を試験する。
ジョブローテーション終盤に向けて、自身の課題を見つけ、今後の専門性を高めていくことを目標にしている。

中期研修(臨床経験4・5・6年目)

目標
  • 学生指導(臨床実習)ができるようになる
  • 在宅・地域でのリハビリテーションを実践できるようになる
  • ブロック学会・全国学会で発表をする

後期研修(臨床経験7年目以上)

目標
  • 専門性を活かし、各分野で活躍できるリーダーになる

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