診療科・部門紹介

小児科

診療科概要

小児科は、体重1kg以下の小さな未熟児から、体重100kgを超えるような超肥満児まで、多種多様な子供たちの健康を守る役目を担っています。年齢の上限も、一応15歳までということになっていますが、小さい時からの病気が継続しているときなどは、成人になるまで、小児科で診させていただくこともあります。感染症、呼吸器、神経、アレルギー、血液、消化器、循環器、内分泌代謝疾患などなど、扱う疾患は多岐にわたりますが、小児科という診療科はあまり細分化されていないので、一人の小児科医が総合的に判断することができ、子供の全体像を誤らずに診察できる利点があります。ただし、高度に専門的な領域については、それぞれの小児科医が、各々得意とする専門領域を持ち、分担して診療に取り組むこともあります。

診療内容

現在、当院小児科の活動は、外来での診療が主になります。感染症や、喘息などのアレルギー疾患を数多く診療しています。常勤医以外に、非常勤で、小児神経、小児アレルギーなどの各専門医の先生方にも外来を担当していただき、専門外来として診療を行っています。

毎週水曜日午後には、予防接種専門外来を行っています。予防接種のために来院していただくお子さんが、風邪などのうつる病気の方と一緒にならないよう、この時間帯は、予防接種に来られるお子さん方だけに予約を入れていただくようにしています。

筑波記念病院の大きな特色の一つとして、リハビリテーション担当スタッフが多数在勤していることが挙げられます。この特色を生かして、当科では、小児の外来リハビリテーションを積極的に行って実績をあげています。さらに、小児リハビリテーションに関わる医療スタッフ、特別支援教育を担う教育職、福祉分野で活躍しておられる方々などの相互協力をはかる組織である、「茨城における小児の発達を支援する地域リハビリテーションを考える会」の世話人として、小児リハビリテーションの拡充活動を行っています。

ご存知のように全国的な小児科医師の不足が続いており、現在は小児科の入院を受け入れることができない状況にあります。時間外の救急については、つくば市医師会の小児救急拠点病院方式の救急体制に参加して、拠点病院(筑波メディカルセンター病院)での救急診療にたずさわっています。時間外の、小児の救急診療については、地域の拠点病院で受けていただくようお願いをしています。将来、小児科の医師が増加し、当院の小児科常勤医が確保できる環境が整えば、小児の入院や救急医療を行える環境を取り戻したいと願っております。